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KLX250とw650の夫婦で東北ツーリング(3)宮城県編★奥松島~阿武隈ライン [ツーリング]

8月9日(日)

明け方に雨の音がしていて、起きると弱い雨が降っていた。

予想外の雨にちょっとショック( ̄◇ ̄;)
でも地元の方には恵みの雨だったよう。
この所、奥松島でも猛暑が続いていたのだという。

雨のおかげでヒンヤリと冷却効果



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朝食前に近くを散歩することに。

里浜貝塚という日本最大級の貝塚の跡があるようだった。

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この里浜貝塚辺りには島が多いためか、津波の被害はあまりひどくはなかったという。

宿へのラストの坂道はバイクではちょっと勇気いるかも。
そんなに急ではなかったけど、、道間違えてたらと思うとビビります(笑)
(駐車場は砂利だけど問題なかった)

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朝食のめかぶや、カニのお味噌汁、味噌の焼きおにぎりがとてもおいしかった。

コーヒーの飲めるコーナーでは群馬から来た常連さんのAさんとお話したりして楽しい時間をすごせました。

こうしてお客さん同士が交流できるスペースがあるっていいなーと思います(⌒▽⌒)

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カッパを着て雨粒がいっぱいついたダブルを拭いて、バッグを積んだら出発です。
撥水剤スプレーを持ってきていたので、シールドとブーツにシュー♪
おかげで革のブーツも濡れずに快適、雨粒もぽろぽろ飛んで行きました(⌒▽⌒)
お世話になりましたー\(^o^)/

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また来れたらいいなー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
出発する時はかなり雨が強かったです。

昨夜はお祭りで通行止めだった橋でパチリ♪


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↑カッパの中にウエストバッグを入れて濡れないようにしています。

お相撲さんみたい?

スマホやお財布を守るにはこれしかない!(笑)

道を曲がり損ねて橋まで行ってしまい、Uターン(^◇^;)

標識なかったよー(^◇^;)

 

気を取り直し、R27を松島方面へ進みます

ファミリーマートでお買い物をしようと停車したら、そこには野蒜駅跡がありました。

津波の被害でストップしていた区間は、嵩上げした内陸の新区間で5月末より運行を再開したのだそうです。

ファミリーマートのある建物には津波の被害の様子が展示された観光案内所などのスペースがあり、

当時の被災状況を風化させないようにと図書館などが作成したデジタル資料を集めて公開されていました。

宮城県のHPでも被害状況を見ましたが、今自分がいる場所が四年前にこのような状況だったということにショックを受けました。

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道路脇の草原に一階が空洞化した廃屋があり、津波の痕跡を今も残していました。

 

松島へ向かうにつれて雨が上がり、路面も乾いてきました。

対向車線のバイクのライダーはカッパを着ていない。\(^o^)/

観光客で賑わう松島の中心地を抜けた所にある双観山展望台でバイクを停めました。

カッパを脱ぎ、ホッとひと息(⌒▽⌒)

ここからは松島湾が一望できます

最初は人がいましたが、気づいたら貸切に(#^.^#)
こんなに素敵な所なのに人がほとんどいない。

贅沢な時間を過ごすことができました。

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さてさてここからは混み合うルートを避け、R10を南下して行きます。
塩竈付近で渋滞していましたが、R10はスイスイ走れます。
塩竈付近では新しい家が建ち並び、被害の大きさを感じさせられました。

若林区荒浜や閖上地区など津波で全壊してしまったという街の中を抜けていきました。

左手にはまばらに生えた松と、右側には田んぼ、左側には草原が広がっています。

仙台の沿岸部では今年水田の塩抜き作業が終わり、四年ぶりに作付けが再開されたのだと、
帰宅してからの新聞で読みました。

四年ぶりの稲穂だったんですね。
潮風に揺れる稲穂が素敵な風景でした。
途中、暑くてアイス休憩(⌒▽⌒)
亘理(わたり)大橋を渡ります。
大きく蛇行する阿武隈川の河口が広がってすごい迫力です。
ここから内陸へとR14に入って行きます。
東根橋で再び阿武隈川を越え、R349を南下して行きます。
会津方面へ抜けるのに私たちが選んだのが阿武隈ラインでした。
ツーリングマップルでもおすすめルートになっていました。
阿武隈ラインに行けばお店がたくさんあるのかと思っていたら、
ほとんど店などはなく、車もほとんどいなくて貸切状態です。

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左手に蛇行する阿武隈川のスケールの大きいこと!

こんな素晴らしい所なのになぜ誰もいないのか?

驚きでした。

気持ちよく走り、楽しみました。


今回のハイライトかなー?

たまたま看板を見て入ったお店
「あがらいん伊達屋」

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ここ、ヤバイ!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

何がヤバイのか?

野菜が安くて、新鮮で、パンも飲み物もおいしくて、お店の方が親切で、
テラスで山を眺めながらゆっくりできます。

地元のライダーさんたちもツーリングに来ていて、「よく見つけましたね」だって!

ホント、よく見つけたなー

キュウリ9本108円、ナスいっぱい50円、ネギいっぱい100円、 
桃6個650円、檜のまな板500円、古代米の甘酒360円、、、

思わずクール宅急便で自宅にお土産を送りました(笑)

ここは本当に素敵なお店でした。

また行きたいなー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆


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それにしても、やっぱりサイドバッグは本当に便利です。保冷バッグを入れれば冷蔵庫にもなるー(笑)

楽しい阿武隈ラインは途中から福島県に入ります。

梁川(やながわ)橋から阿武隈川を眺めてみたり

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東北は川のスケールが違うなー

 

さてさて、のんびりしすぎてしまったようです。

次は磐梯吾妻スカイラインを目指します。

、、、が、衝撃的な事実が待ち受けているとは知りもしませんでした( ̄◇ ̄;)
 

続く


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KLX250とw650の夫婦で東北ツーリング(2)一関街道で石巻~奥松島へ [ツーリング]

続きです(≧∇≦)

一関街道R342は田んぼの多い信号の少ない道で、車もほとんどいなくて、
夢中になって駆け抜けました。
楽しい道でした!

次第に石巻(いしのまき)に近づくに従って、緊張感が高まります。

雄大な流れの北上川沿いを走りながら思いました。
この川を遡り、津波は内陸へと押し寄せたのです。
東日本大震災で甚大な被害を受けた場所としても知られる石巻。

石巻に行きたいと言ったのは私でした。

石巻は、松尾芭蕉が奥の細道の旅で訪れた場所でもあります。
日和山にも訪れたという芭蕉と曾良。
その日和山公園には、東日本大震災で避難した方々の眼下に信じられない光景が広がっていました。

北上川を逆流していく津波と、壊滅した門脇地区。
日和山公園から撮影された津波映像も数多くあり、いずれも信じがたい衝撃的なものでした。

逆流した波は、大川小学校の子供たちにも襲いかかり、
多くの子どもたちが犠牲になりました。

あの時裏山に登り逃げていたら。

R342はいつしかR45に変わり、飯野川橋を越えます。
多くの被災者が押し寄せ、医療の拠点となった石巻赤十字病院を右手に見て、
R398を左折し、R7を海に向かいます。

途中の交番で日和山公園の行き方を聞くと、若いお巡りさんが
スゴイ急坂を登るか、迂回するかという行き方を教えてくれました。

モチロン迂回します!(^◇^;)

交番のある交差点を右折し、すぐ左折、小学校の横を通り、
すごすぎる急坂が見えて目が点に(笑)
半端ない坂です( ̄◇ ̄;)

迂回してたどり着きました


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 壊滅した門脇地区には危険のため人が住めなくなったのだそうで、草地に工場などが点在していました。

ここに住んでいた人たちはどうなってしまったのでしょう。

お寺が工場の中にぽつんと残り寂しげでした。

さてさて、時刻は5時40分

だいぶ遅くなってしまいました。
宿に予定よりも遅れてしまう旨の連絡を入れて、暗くなる前に奥松島へと向かいます。

R45石巻街道は渋滞気味でノロノロ〜

東松島市に入ります。
鳴瀬大橋を渡り、R60奥松島パークラインを海に向かって走ります。

東松島市の野蒜地区も津波で壊滅的な被害を受けた場所です。
現在では草原が広がっています。

海に向かって走る夕暮れの道は幻想的でした。

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部屋から見る松島の海はきれいだった。

夕食はとれたての海の幸。
さっきまで生きてたウニや、カレイの唐揚げ、サンマの塩焼き、お刺身などが
本当に美味しくてありがたくて。

生きていると言うこと、こうして旅をすることができる事に感謝し、ありがたくいただきました。

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074.jpg一泊7600円(食事込み)なんて、信じられないです。

ご主人は元ライダーだったそうです(≧∇≦)

ビールと日本酒をいただいて、お風呂に入ったら1秒で寝てしまいました(笑)

 30分しか寝てなくてよく走ったなあ。

本日の走行距離
630キロ

本日の出費
コーヒー200円
ガソリン1140円
あだたらラーメン煮卵入り700円くらい
ガソリン1284円
コーヒー150円
駐車場50円×2
拝観料800円×2
あんみつ500円×2
ガソリン1029円

計7203円(高速代は別途)

2日目は、阿武隈ライン、磐梯吾妻スカイライン経由で会津まで行きます!(^O^)/
このルートがすごかった(^◇^;)色んな意味で

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KLX250とw650の夫婦で東北ツーリング(1)平泉・中尊寺金色堂へ [ツーリング]

10年ぶり(!)に夫婦でお泊りツーリングへ行ってきました(*^_^*)

子供たちはおじいちゃんおばあちゃんの家に初めての合宿中(^O^)

直前まで埼玉では36度くらいの日が続き、本当にこの暑さの中、ツーリングに行けるの?ってとても不安でした。

さてさて、どうなったのでしょうか?始まり始まり~(^_^)v

<準備編>

夏休みに、だんなさんのお母さんが、子供たちを一足先に預かって下さるという。

その間に夫婦で久しぶりにお泊りツーリングに行こうという事になり、
行先はだんなさんの希望で平泉の中尊寺金色堂を目指すことになった。

実に10年ぶり(!)のお泊り夫婦ツー。

しかし、高速だけでも500キロ近くある。
本当に真夏に、オートバイで岩手まで行けるのだろうか?
だんなさんのバイクはお尻が痛くなりそうだし・・・

レンタルバイクも調べてみたが、岩手ではハーレーがメインであまり私の乗れそうな車種がなく、
仙台ならエストレヤもあることが分かった。
しかし、電車賃やレンタルバイク代を考えると、自走で行ったほうが絶対にお得!!

それにやっぱり自分のバイクで走りたいよね!!

お世話になっているバイクショップで相談してみると、
「夜中に出ちゃって、仮眠したりしながらのんびり行くのがおすすめだよ!」
というアドバイスをいただいた。

お盆の時期は特に朝から下り線が大渋滞するらしいのだ。

そういえば10年前の夫婦ツーリングの時もそうだったっけ・・・

この灼熱の日差しの中で高速500キロを走る勇気がない私たちは、夜中に出発することにした。

こうして日にちが確定し、6月頃、奥松島の漁師の宿「桜荘」と
会津野ユースホステルにネットで予約を入れたのだった。

<前々日 8月6日(木)のこと>


前々日、まだ子供たちが合宿に行く前のこと。
交通誘導員さんのようなベストが家に2着あった。

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息子「これ、誰の?」
だんなさん「パパとマ・・」

ピ「パパと○○(息子)のだよねー(^O^)」

だんなさん「えっ!?あっあぁそうそう、夜歩くときとかに着ようね」

息子「???」

夜中の高速走行に備えて、ホームセンターで買って来てくれたそうな。

嬉しいような、嬉しくないような・・・・(笑)

しかし、後にこの考えはぶっ飛ぶことになる。(笑)

この日、はだんなさんのお母さんが合宿の引率のため上京した。

<前日 8月7日(金)のこと>

子供たちとお母さんを東京駅で見送り、帰宅。
やっと荷物の準備を開始する。

行く予定の場所についてパソコンで調べて印刷し、紙の資料を準備する。
なんだかんだいって、紙がやっぱり便利。(書き込めるし、後で見返せる)

夕方だんなさんが仕事から帰宅してきて、ルートなどについて打ち合わせ

夜中までに睡眠をとるはずが・・・
興奮しているのか全く眠れない。

やばいやばいやばいやばい~~~(+o+)

結局、一睡もしないまま出発することになってしまった。(^_^;)


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