2019おくのほそ道ソロツーリング(4)2日目その3★福島飯坂温泉の行列のお店と鯖湖湯 [ツーリング]
2日目の続きです(^^)
松島から福島飯坂温泉に夜7時前に到着!
お宿の方が雨が降りそうだからと、車を移動して下さり、バイクは屋根付きのガレージに入れさせてもらうことができました。他にも数台のバイクが来ていました。
伊勢屋さんは以前は食事付きのお宿をしていたそうですが、一旦休んで食事無しの宿にリニューアルしたそうです。
道理で、お部屋はザ・旅館!って言う感じの広い和室です。
温泉も露天と内湯があり、露天は男女入れ替え制との事。
ちょうど7時から女性タイムとの事で、早速浴衣に着替えて露天風呂へ。
一旦外に出る感じの不思議な作りです。
入り口を入ると、すぐに岩で作られた温泉があり、右に脱衣所があります。
誰もいない!
わーい(^^)
星の見える野天風呂を貸し切りです(^○^)
温泉は熱すぎず入るとお肌がスベスベに感じます。
最高すぎー(*´∇`*)
疲れた体が癒されていくのが分かります。
今日も無事に辿り着く事ができて、達成感でいっぱい。
おくのほそ道を逆ルートで進んでいるけど、芭蕉が訪れた地だと思うと昔の人や様子がリアルに感じられる。
芭蕉も、きっと色んな本を読んで、昔を感じながら旅したんだろうなぁ。がっかりしたり、体調崩したり、温泉で休んだりしながら。
伊勢屋さんの露天風呂ですっきりして、着替えてご飯を食べに行きました。
宿の方のおススメを教えていただき、来た道を戻る感じで進むと、外で数名が待っているお店がありました。
数件の中でもなんとなく期待出来そうな感じに惹かれて名前を書いて待ちます。
しばらくしてやっと入店♪
ここは円盤餃子が有名みたい。
半餃子と、醤油ラーメンと、生ビールを頼みました。
餃子はカリッとして香ばしく、ラーメンはスープがまろやかで美味しい♪(^^)
満足して宿に戻りました。
(宿までの道はほとんど人がいなかった)
飲食店はポツリポツリとあるような感じでした。
帰ってから内湯に入りました。内湯もとてもすべすべになるお湯でした。ほぼ一人でした。
お水のサービスなどあり、親切でした。
ツーリング記録を書いて、就寝・・・
4時間睡眠だったので、撃沈。
【翌朝 ★ 3日目】
6時半起床!快晴!今日も暑くなりそうです。この日は白河関経由で那須の宿まで行きます。
共同湯の鯖湖湯へ歩いて行きました。
途中、芭蕉の訪れた地の石碑があり、石段を降りていくと、川沿いに出て、かつてのお湯「滝の湯」跡地に記念碑がありました。
ひっそりとして薄暗く、女性一人で行くにはちょっと気味の悪い場所でした。(^◇^;)
昔は舟に乗ってここで降りたのでしょう。
さて、鯖湖湯を目指します。
石段を登り、そのまま真っ直ぐ行くと、大きな門構えのお屋敷があり、その先を左に折れるとレトロな感じの温泉の建物がありました。
側には鯖湖神社があり、お湯かけ地蔵?があり、悪いところにお湯をかけてみたりして。風情がありますね。駐車場は少し離れた所のようです。
さて、鯖湖湯へ
入口で代金を支払って、中へ。
誰もいない!
・・・が、コレが苦行の始まりだったのです。
まず、洗い場的なところはなく、体を流したら入るみたいです。
お湯を汲んでみると、、
・・・!!あっづ!!
熱いとは予測していたけど、ここまで!?
観光客の方など熱いのが苦手な方も来ますので水でうめてくださいと書いてある。
流石に熱すぎて入れず、お水で埋めようとしたら、お水が、、、
お湯?
冷たくない!!
どうしよう!(笑)
次第にお水っぽくなってきた蛇口の水を五杯くらい入れて根性で入ろうとしたけど、、
あっづ〜い!!
ふくらはぎくらいまでしか無理!
深いから全然ぬるくなってない!
えーん
困っていたら、地元の方が入ってきて、
あなたお水入れたの?
ありゃーこれは無理だわ
と、ホースでガンガン水を入れてくれました。
私も朝は熱くて、きたらすぐホースで水を入れてから入るのよ、
とのこと。
なんだーー(´ ▽` )
良かった。
足がかなり火傷みたいに真っ赤っかになってしまった。
ホースの助けを借りてようやく沈むことができ、鯖湖湯を出た。
熱かった!!(笑)
朝イチで行く人は気をつけて下さいね(^^)(笑)
さて、宿に歩いて戻り、ロビーで売ってた温泉卵を買いました。
今日の朝ごはんは温泉卵!(╹◡╹)
素泊まりも時間が有効に使えていい!!って事に気づいたのでした。
時間を気にしなくていいし、時間が短縮できるし、お腹が苦しくならない(笑)
さてさて3日目のツーリングの始まりです!
荷物を積んで出発する頃には、ガレージの3台のバイクは既にいませんでした。
朝早く出るのにも素泊まりは最適ですね。
飯坂温泉を出発し、もと来た道を戻り、川を越えたあたりで右に曲がります。医王寺の看板に従って行くと突き当たりました。
駐車場は砂利・・・。
勇気を出して頑張って停めました。
拝観料を払うと、本堂の中も見られますから、ゆっくり見ていってくださいねと、入口のお坊さん(?)に言われ、本堂に入ると・・・
そこにはあの兄弟の妻たちが甲冑姿で待っていたのです。
続く
2019おくのほそ道ソロツーリング(3)2日目その2★厳美渓〜松島〜多賀城碑〜福島飯坂温泉 [ツーリング]
こんにちは。今日から小中学校の新学期で、お弁当4つ作る生活から脱出できたピら手です(^^)長かったー(笑)
さて、厳美渓からの続きです!
一関インターから東北自動車道に乗り、松島海岸インターを目指します。
岩手よ、さようなら!また来るね!絶対にーー!!
途中、高速の気温計を見て二度見、、
38℃だって!!
やば。
暑いと思ったわ(>人<;)熱風〜
富谷ジャンクションから仙台湾方面へと向かって行きます。
利府ジャンクションで再び北上して二つめのインターが松島海岸インターです。
インターを出る前から結構車が多く、連なる感じでそのまま松島方面へと向かって行きます。
途中、公営駐車場がありましたが、ちょっと五大堂からは遠いのでパスします。
ガードをくぐってすぐの信号を左へ進むと松島の瑞巌寺や海岸がある繁華街です。
ここを通るのは2回目。
(以前だんなさんと来て通ったっけ。混んでそうでスルーした場所でした。)
五大堂の北側の駐車場を狙っていたのですが、どうやらバスや自動車専用みたいで、バイクはダメらしく、もう少し先のところで聞いてみてと言われてしまいます。
残念・・・。
何となく見込みがなさそうなのでUターンして戻って、さっき曲がってきた信号を海側に左折してみました。
(11:30過ぎ)
するとそこに、1台くらいなら停められるスペースを発見。
しかも日陰で、祠の側。無事に松島に辿り着く事ができました(^^)ホッ
あまりの暑さに本当にクラクラしてきていました。38℃って!
サイドバッグの中の保冷バッグに凍らせていた保冷剤と入れていたスポーツドリンクを飲んで、やっと一息つきました。やっぱりこの冷蔵庫方式はかなりいい!でも今日は暑すぎて保冷剤はほとんど溶けてしまったけど。熱いスポーツドリンク飲まなくて済むのは助かる!
木陰でしばし放心していたら、何やら放送が聞こえてきました。
「遊覧船仁王丸に乗船される方は、この放送が流れている乗船券売り場までお越しください〜♪」
え?遊覧船乗り場?
そっかー、松島の島を遊覧船で眺めるのも良いかも!
券売所に行ってみると、時間は約50分間で、千円、もうすぐ出航なので急げば間に合うかもとのこと。
遠くに船が見えました。(笑)
走るの?(笑)
ええ、走りますとも!(券買ったし!)
とりあえず、昨日の買っておいたパンとゼリーとスポーツドリンクを持って、革パンにブーツでダッシュです(笑)
桟橋へ行くと、12時の乗船に間に合いました(๑˃̵ᴗ˂̵)
二階建ての船で、二階はグリーン券600円が別途必要との事。
迷わずグリーン券を買い二階へ。
涼し〜い(*´∇`*)
しかも、50分座ってるだけでいいなんて、楽でいい!(笑)
コレはライダーの疲れを癒して熱中症寸前の体を冷やすのに最適です!
本当にラッキー☆
芭蕉も塩釜から船で松島へ来たそうなので、ちょっと真似してみたかったんです(^^)
嬉しい〜!
島々は変わった形の物や、人が住んでいる島などもあり、海岸から見る松島とはまた違って楽しかったです。
13:00
しっかりエネルギーチャージもして、次は五大堂へ。
ここは瑞巌寺の一部のようで、特に入場券などはなく、自由に見学できました。
足元が透け透けの板敷きの橋がスリル満点(笑)
中の仏像は期間限定の公開らしく見られませんでした。
13:30
瑞巌寺見学
本堂の中を見学。とても広くて、素晴らしかったです。
襖絵などがとても豪華で、伊達政宗の部屋や屏風絵、石庭などがありました。
さらに、宝物館が超涼しい!生き返るー!(≧∇≦)
内容も素晴らしく、大満足でした!
(昔来たと思ったけどすっかり忘れていた)
16:30
この後、多賀城碑を見たいけど、給油もしたい・・・。給油できそうなサービスエリアは途中にはない・・・。
という事で、しばし道なりに南下します。これが、海沿いのR45を走れてとても気持ちよかった!たまには絶景ロードを走らないとね!
でも塩釜神社付近で迷ってウロウロ(笑)
土地勘がなくて本当に困ってしまいました。
すると、塩釜神社辺りから多賀城碑の看板があるではないですか。
親切〜(^○^)
一体どこを走っているのか謎なまま、多賀城碑の看板に従って進む戦法に。(笑)
16:45
すると、国府多賀城駅の看板が!ここはおくのほそ道スタンプラリーのスタンプ地点です。行ってみよう!
反対側の出口まで行くと・・・
・・・閉まってた・・・(^_^;)
時間前だけど閉まってて、え!?と驚く。
よく案内所を見ると、違う場所にスタンプがあるような地図がありました。
そういうこともあるのかな?電車乗り継いで来たりしてたら泣くね。(怒るかも?)
まぁ、、私はスタンプは記念的な感じなので、ちょっとショックだったけど、なかなか来られない場所を見られたという事で!(前向き!(笑))
17:00
気を取り直し、多賀城碑の看板に沿って、やけに細い道に進む。不安になるけどスマホで確認すると、あっているみたい。
突き当たりの信号を右に曲がると、(予習で)見覚えのある駐車場(ただの砂利の空き地?)が!
ここだ!
すかさずバイクを停め、小高い丘に登ります。
おー!
コレが多賀城碑!
君が、多賀城碑くんかぁ
芭蕉が感激の涙を流したという、文字の彫られた石碑ですね。
多賀城碑は、覆堂に入っていて、格子の隙間から眺めると、平らな石版ではなく、後ろがまぁるくて、本当に大きな石を切り出して彫りつけた感じだ。
想像よりも、大きくて、ずっしりした感じの石碑だった。やっぱり本物を見るのは大切だなぁ。
辺りには誰もいなくて、1人、多賀城碑の前でおくのほそ道に浸っていた(笑)芭蕉さん、キーン先生、私は今多賀城碑の前にいます。(≧∇≦)
こうして、ずっと昔からある石碑に会いに来る人が他にもいるんだろうな。
芭蕉さんのお陰で、、、(´∀`)
文学って面白いですね。
物の見方が変わっていく。
ここに来たかった。来られて嬉しいと思える私がいる。10年前の自分にはなかった感情だ。
これが、心が豊かになるということなのかもしれないなぁ。(歳をとったとも言う?)
細かい砂利の駐車場をなんとか脱出して、多賀城インターから高速に乗った。
多賀城インターは仙台東部道路という沿岸部の高速だ。仙台若林ジャンクションで仙台南部道路に入る。
対面通行の交通量の多い高速である。
仙台南ジャンクションで再び東北自動車道に出て、福島飯坂インターを目指す。
宮城県は長いので、しばし宮城の高速を走る。
そしていよいよ福島へ。宮城よ、さようなら!また来るよ!がんばれ!大好きだよー!応援してるよ!
途中、
国見ー福島雨注意
との電光掲示板に緊張したが、道が濡れていただけで降られずに済んだのであった!(^^)ラッキー!山のてっぺんに夕陽が沈んでいく。ダイヤモンド富士みたいできれい!
ライダーって感動の連続だから素晴らしい。自然との距離がとても近いのだ。素晴らしい風景は疲れを吹き飛ばしてくれる。
雨で少し涼しくなって、快適な夕暮れの中を、WANIMAに励まされながら無事福島飯坂インターに到着。
宿まではグーグルマップだと変な道案内で自信がなく、お宿のHPの通りに行ったら無事に辿り着く事ができました。
R13を米沢方面へ向かい、踏切のある信号を右に。その後は道なりに、ひたすら、、、!?
人気がなくなりかけて不安になってきたあたりで、ようやく宿の看板が!
良かった〜(´∀`*)
信号の先を左折すると、お宿がありました。
このお宿、素泊まりプランのみの宿ですが、温泉があり、この温泉も、、そして芭蕉も入った(?)共同湯も、すごかった(・∇・)
続く
2019おくのほそ道ソロツーリング(2)2日目★毛越寺早朝座禅〜達谷窟〜厳美渓 [ツーリング]
こんにちは。
日中はまだまだ暑いですが、少し秋らしく朝晩涼しくなった埼玉です
おくのほそ道ソロツーリングの続きです。
2日目は盛りだくさんでした!
まず、毛越寺で早朝座禅を申し込んでいました。
朝6:25に毛越寺の門前集合のため、5:30起床、買っておいたパンとジュースで朝食♪
座禅は初めて。
毛越寺前には10人ほどの人が集まっていました。
6:30頃、門の横から優しそうな雰囲気のお坊さんが出てきて、本殿へ案内していただきました。
本殿に上がる前に、何やら仏教的な?言葉を一緒に唱えます。
お堂に上がると、お寺の説明をして下さいました。
小さな丸くて黒い硬めの座禅用の座布団に座り、いよいよ座禅開始です(^^)
おへその前で左手の上に右手を重ねて親指同士で丸を作ります。
足を無理のないように組んで、一度体を前に倒しながら口から息を吐ききり、悪いものを全て出します。
背筋を伸ばし、目は薄目、鼻で吸って口で吐きながら10を数えます。
数えるのは無心になるためです。
お坊さんが端から1人ずつの前に立って、前に立たれた人は合掌してお辞儀をしたまま体を前に倒します。
左肩と右肩に優しくパンパンと木の笏で打たれたら、体を起こし、一礼します。
こんな感じで、蝉時雨の中で座禅がありました。
(季節限定で所要時間1時間、千円、2日前までに申込み)
なんだか10を数えながらもアレコレと雑念が湧いてきてしまい、集中しきれず・・・
お坊さんが素敵なんて困りますよー。全く反則です。(笑)
また是非リベンジしたいものです。
座禅後は宿に戻り、出発です
この日も暑くなりそうな予感・・・。
前夜宿のご主人と話していて、やっぱり松島にも寄ることにしました。当初は多賀城碑を見て福島飯坂温泉へ早めに到着しようかと思っていたのですが、やっぱりせっかくだから、松島へ行こう!と思いました。ひとり旅は自由で素晴らしい!(^^)
その前に、毛越寺前の道R31(平泉厳美渓線)を南下して行った所にある達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂を目指しました。
車も少なく、適度にクネクネした稲の香りいっぱいの道
気持ちいい!!
毛越寺〜厳美渓までの道は今回走った道の中でもかなり良い道でした!。
左手には田んぼと川、右手は民家など。途中、何とか姫の滝?という滝があったり、何とかの岩?があったりしてオオッ!と思いながらもタイミング的に止まれず通過。
達谷窟は岩の下にもぐりこむように赤いお堂が建っている何だかすごい建物らしい。
駐車場にはバイクが一台と車が一台。駐車場にはトイレあり。
まだ朝早いせいか?とても空いている。
・・・と、オフ車のバイクの方がこちらに来て、どうも・・・とライダー同士的挨拶。
今日本一周しているんですよ。と、その男性。
群馬県の藤岡市から出発して北海道を回ってきたけど、ずっと雨で・・・
とのこと。
なるほど、バイクを見せてもらうと、たくさんの小ぶりなツールボックスを積み込んで
いた。サイドにはネットで色々と挟み込んであり、便利そう。
そして、後ろから見て分かるように「日本一周挑戦中!」と貼ってあった。
宿には泊まらずほぼキャンプをしているという。
少し雑談して、がんばって下さいね~(*^_^*)とお別れする。
日本一周となると、まだまだ先は長そうである。
達谷窟は、平泉の世界遺産郡の一つとして追加登録を目指しているという、重要な場所なのだそうだ。。鳥居をくぐると大きな岩の下に
底上げされた赤いお堂が埋まっていた。
靴のまま階段を上ると、お堂の中は風通しが良く、壁から岩がむき出しになっている所もあり
なんだか神秘的な感じだった。
お坊さんやその他の皆さんで仏具を拭いたり、磨いたりと、
仏壇をお掃除している様子で、平日の朝の日常的なお努めが行われていた。
・・・と、掃除が終わった頃、お坊さんがお経を唱えだす。
そのお経がとても独創的で、初めて聞くものだった。
エーーえぇ~えぇ~えぇ~♪
のように、音程を変えて、節をつけて唄うように唱えていた。
最前列で正座をしていたら、しばらくすると、お経を唱えながらお坊さんがレモンくらいのサイズの
色紙を撒き、はらはらと飛んできた。
壇の右や左、中央でそれぞれ同じように唱え、色紙を撒いていた。
結構長かったので、途中でそーっと靴を履き、外へ出た。
階段を下りると、岩に磨崖仏の顔が残っていた。
結構大きな磨崖仏である。
義理の父が磨崖仏や石仏が好きなので、これは是非教えなくては!
すごく雰囲気のある場所で、厚く信仰を集めていたようだ。
芭蕉たちはここには寄らなかったようだが、来て良かったと思った。
(寄ればよかったのに~)
その後、南へ走ってすぐ川に突き当たる。
厳美渓だ。
達谷窟から厳美渓までは割とすぐ着いてしまった。
大きな岩が荒々しい渓谷にかかる橋を渡るとすぐ飲食店の駐車場があり、そこへ誘導されバイクを停めた。
バイクは駐車100円だが何かお土産を買いスタンプを貰えば無料らしい。
誘導のおじさんがバイクに興味があるみたいで、このバイクは音がいいですよね、と言われたので、それは昔のダブワンかもしれません。これはダブルでもとても静かですよ、と少しお話しした。
厳美渓は、ダイナミックな岩とエメラルドグリーンの川が美しかった♪
東屋があって、そこに人が集まっていた。
籠がワイヤーで吊り下げられ、対岸の高い所にあるお店から人が手を振っている。
?
籠にはお金を入れる所があり、お金を入れて横の板を叩くと、籠がワイヤーで吊り上げられ、お店に到達。
お店から団子とお茶とお釣りが乗せられて戻ってくる。
おもしろーい(^∀^)
運良く他に並んでいなかったのですぐ順番が来て、お金を入れて板を叩いてみた。
籠が引っ張られて行き、しばらくして戻ってきた。
箱入りの団子の上に紙コップのお茶が4つとお釣りが戻って来た!
こぼれないで運べるってすごい!
お団子はとても柔らかくておいしかった。
あん、ごま、みたらしの三本。
結構おやつにはガッツリ系ですね。
他の家族連れにお茶を分けて厳美渓を後にした。
郭公(かっこう)団子、存在は知っていたけど、すごく混み合っていそうな予想をしていたので、体験できてとても嬉しかった。お団子も、リーズナブルでとてもおいしかった!満足満足(^^)
現地で泊まると午前中に行動できて何かと良いなぁ
残念ながら、厳美渓は川だけど岩の上は暑くて全く涼しい場所ではなかった、、
厳美渓から一ノ関インターへは一本道であるが、熱風が吹き付けてくる。信号待ちが、、地獄ーーー(>人<;)
高速道路に乗って100㎞で走ってしまえばそれほど暑さは感じないはずだ。
一ノ関インターから東北自動車道を南下し、途中のジャンクションで松島方面を目指す。
松島は前日に急遽行くことにした。瑞巌寺の五大堂へ行ってみたかったのだ。
キーン先生が遊覧船などのアナウンスのうるささにがっかりした松島ではあるが、今回このアナウンスのお陰で私はとても助けられる事になったのだった。
続く(o^^o)
参考サイト
世界遺産 平泉 │ ひらいずみナビ
http://hiraizumi.or.jp/heritage/index.html
2019おくのほそ道ソロツーリング(1)1日目★深夜の出発〜平泉泊 [ツーリング]
こんにちは(^^)
おひさしぶりです!
昨日は久々にバイクを拭き拭きしてあげました。雨か酷暑かという極端なお天気が続いてライダーには辛いですね。
8月の上旬に3泊4日のソロツーリングで岩手県平泉〜宮城県〜福島県〜栃木県とおくのほそ道の風景を訪ねて来ました。
今年は梅雨明けが遅くて、お天気も猛暑か大雨で台風が来たりと、ギリギリまで本当に行けるかわからない状態でした。
その為、お宿の予約は直前になり、素泊まりのプランになりましたが、コレが意外に良かったんです(^^)
今回の旅では色々と学ぶことがありました。以下、レポートです♪
長いです!(笑)
【出発まで】
7月頃ダメもとでだんなさんに聞いてみた
「8月に数日ソロツーリングに行ってきてもいい?」
「今年は交代で、行こうよ!」
うーん、それもいいね。
「わーい\(^o^)/」
今年から息子は中学生になり、部活があるためおばあちゃんの家に預かってもらえないのであった。
でも、何とかして、ツーリングに行けないだろうか?
考えた末に出た結論は、交代で行く!という方法だった。
おくのほそ道やドナルド・キーン先生の本を読んで平泉の高館義経堂や毛越寺にどうしても行きたかった。わんこそばも食べたいぞ。(笑)
前回行けなかったし、1人ならおくのほそ道関係の目的地にも好きなだけ行けそうだ。(笑)
埼玉から岩手までは酷暑の中走ったら倒れてしまうので、前回同様に夜中に出る作戦である。
でも、1人で行くのは少し心細いけど、仕方ない。
(実際走り出してみたら意外と平気だった。笑)
あと、心配なのは急なパンクや立ちゴケなどのトラブルだ。
どちらも滅多にないので気にしないことにする。(パンク修理剤は使ったことがないが携帯している。)
行きたい場所を決めるには、おくのほそ道関連本を買い込み、じっくりと読みまくる。
今回訪ねる最北端は平泉の高館義経堂で、ここはおくのほそ道風景地スタンプラリーのポイントでもある。平泉には他にも毛越寺や中尊寺、おくのほそ道風景地の金鶏山もあり、泊まりでゆっくり観光したいと思った。
幸いに、素泊まりでソロツーリストも歓迎の宿が取れた。「浄土の館」という毛越寺の駐車場横にある宿だ。
1人旅の場合、宿は山奥じゃないわかりやすい場所にある事と、お値段がリーズナブルな事、駐車場が砂利じゃない事がとても大事。(笑)温泉があればなお良い♪
素泊まりでツーリングするのは初めてだったが、この宿は素泊まりプランしかないようである。
ユースホステルは安心して泊まれるが、それ以外の規模の小さな宿は女性から見て少し不安があったが、平泉町の関連施設であることが分かり安心できた。
2日目と3日目のお宿もとても悩んだが、最悪悪天候も考えて高速のインターから遠すぎない所を選び、予約した。
ドラぷらのツーリングプラン(東北)三日間東北方面への高速7500円になるプランも予約した。
ツーリングマップルで走る予定の道に蛍光ペンでマーキングしながら、ルート図を紙に書いていく。
給油するサービスエリア、立ち寄る場所と営業時間のチェック、駐車場の確認(砂利じゃないか?)、食事はどこでするか?買い出しはいつする?宿泊先の名称と住所、電話番号などなど。(万一スマホが使えなくなっても大丈夫なように)
ざっくりと紙に書いておき、複雑な曲がり角などは図式化しておくと覚えやすい。
この作業をしている時が一番楽しい(笑)
ざっくりと書いた予定を写真に撮りだんなさんにメールしておいた。
【前日】
ギリギリまで、荷物の準備や行き先の情報を見ていた。19時ごろに寝て23時に起きる予定。
夕ご飯は早めに済ませて就寝
23時に起きると、だんなさんが寝る所で、気をつけてなーと声をかけてくれた。
【当日】
0:30出発予定→1時00分発
光るべストを着ているので少し安心。
ひとまず佐野SAまで行くぞー(≧∇≦)
ウェアは、上が化繊のタンクトップ、長袖Tシャツ、半袖Tシャツ、フルメッシュジャケット、下はcw-xタイツにウール靴下、メッシュの革パンに膝バッド。
気温は26℃と深夜にしてはかなり高め。寒くはない。
夜でも意外とトラックなどがいる。お仕事お疲れ様です。
夜の長距離高速走行では眠気防止に音楽を聴いていた。今回のツーリングでとてもお世話になったのはWANIMA。明るいテンポの良い曲が元気をくれる。
佐野SAでは少し体が冷えたので佐野ラーメン♪
めっちゃ美味しくて、幸せ♪こってりめの醤油。
食べると少し眠たくなり、ホールズを舐めたりしてゴマかす。(笑)お盆ではないため道はとても空いていた。
サービスエリアでは大型トラックがたくさん止まって休んでいた。バイク置き場にはほとんど誰もいなかったので、座り込んで少し仮眠をとる。少し眠ると疲れが取れる。
↑那須高原SAで10分ほど仮眠&給油
そうこうしているうちに、数時間がたち、4時近くなると空が明るくなってくる。
暗いのはほんの数時間なんだなぁ。日が昇ると暑くなるので先を急ぐ。
いくつかのSAで休憩&給油。福島のSAでは芭蕉の句が石碑に・・・。これは後日行く予定の医王寺で詠んだ句である。
宮城県の鶴巣PAでは、バイカーたちが集合して夜は雷雨だと話している所だった。明るいうちに到着せねば!
この頃夕立が多くて要注意だ。気温が上がってきて、あづい~レモン牛乳ソフトでクールダウン。
給油して出発。
ツーリングプランの北限である大和インターで一旦降り、Uターンして再び乗り直す。
10時10分
平泉前沢インターに到着!やったぁ!無事着いた!
既にとても暑い・・・気温36度くらい?
でも、今夜は平泉に泊まれるので気持ち的にとても楽だった。ほっとした。
まずは高館義経堂を目指す。
中尊寺前の中尊寺交差点を左に行くとバスの駐車場があり、そこで停めさせてもらった。暑さのせいかバイクはいない。
少し斜めっているので、斜めに停めるといいよとアドバイスされる。有料駐車場でも50円だが、無料って嬉しい(笑)
靴をスニーカーに履き替えてジャケットを脱ぎ高館義経堂へと向かう。
義経堂は歩いて5分ほどの場所にある。
中尊寺交差点を左(南)へ向かい、分岐を左へ。
踏切を渡り、右へ。すぐに義経堂入り口の看板が左手に見えてくる。
踏切渡ってすぐ左にはかつて清水の湧いていたという石碑があった。
義経を最後まで守った兼房に因んでいるようだ。
義経堂へは結構急坂を登る。
この坂の途中に砂利の駐車場があるが、迷わずパスした(笑)
坂を登ると鬱蒼とした奥に入場券売り場がある。チョロチョロと山から清水が流れている。
ここは毛越寺の敷地の一つなのだそうだ。
スタンプを押して、階段を登る。
ライダーらしき男性も登ってきた。
こんにちは。と挨拶を交わす。
バイクですか?どちらから?と聞かれ、埼玉からです(^^)と言うと、1人で?かっこいいなぁと言われる。とりあえず無事ついてほっとしてます~笑
階段を登ると山の手前に田んぼ、そして北上川がカーブを描きながら流れる絶景が広がった。
山には大の字が見えた。大文字焼きをするのかな?
さらに左手に階段があり、その上に義経堂があった。
小さなお堂の中には義経の像がきりりとした顔で鎮座していた。
おみくじを引いてみると、全然良くないし・・・(笑)
しかも、とても蚊が多くて、たくさん刺されてしまった。いつも蚊に刺されてしまう私・・・(>人<;)
若くして苦労して、武将として活躍し、兄に疎まれ、裏切られて30代で幼い子供や妻と共に自害しなくてはならなかった彼の人生や、彼と共にいた弁慶や兼房を思った。
そうして、高館義経堂でそれを思った芭蕉やキーン先生を思った。
夏草や兵どもが夢の跡
高館から見下ろす風景に芭蕉は命をかけた兵たちの姿を見たのだろう。
文字や絵や芸能の発達により、文学や歴史や芸術が受け継がれ、旅人の心にかつての風景を映し出す。それは今も昔も変わらずに続いている。そんな文化を大切にして行けることは素晴らしい事だ。
ライダーらしき男性が、しまなみ海道の所にあるお寺に義経の甲冑があるよ、と教えてくれた。
私が義経ファンだと思ったのかな?ちょっと見てみたいと思った。
俳聖かるたを買って、義経堂を後にした。
中尊寺の参道にあるお蕎麦屋さん「義家」へ。
以前気になっていたお店で、来てみたかった。
11時台ということもあり、並ぶこともなく座敷でのんびりと寛げた。
思い切って奮発し義家セットを頼む。
宿代が安いから、ね。(笑)
義家セットはすごかった。
!!!
わんこ蕎麦だけど、追加はなくて、小分けされたお蕎麦を好きな薬味で食べる方式だ。
とろろやなめこおろし、天ぷらなど様々な味で楽しめる。
大満足〜(^O^)
思い切って豪華なのにしてみて良かった。
ちょっと家族の顔がよぎるが、宿代が安いからオッケーとする(笑)
弁慶堂など以前見ていない場所を見て、平泉の町を見下ろす。金色堂裏手の蓮はもう時期が終わっていたのか、咲いていなかった。
さて、昼食も無事に終え、駐車場の隣の博物館的な所へ行ってみることにした。とにかく暑いので、涼もうと思ったのだ。
ところが・・・
この博物館(平泉文化史館)は色んな意味ですごかった(笑)
ずらりと並んだ観光バスの向こうに、義経堂のある丘が見える。
かつては激しい戦いがあった場所も、今は穏やかな農村風景となっている。
早々に引き上げて、駐車場のおじちゃんに会釈して次の目的地、平泉文化遺産センターへと向かった。中尊寺交差点から南へ進み、最初の信号(花立)を斜め右へ。
ここは、おくのほそ道風景地スタンプのポイント(金鶏山)でもあり、金鶏山の麓にある無料の見学施設だ。
暑さで参っていたので、涼むことができて助かった。
薄暗くて、うっかりウトウトしてしまう(笑)
この後は、すぐ傍の毛越寺へ。
平泉文化遺産センターを出て右へ。T字路を右へ行くと毛越寺の門が見える。
少し通り過ぎて、駐車場にバイクを停めた。(50円)
毛越寺駐車場にはおいしそうなパンを売っている売店があった。
芭蕉の句碑や、かつての名残を残す池があった。
翌日、早朝座禅を申し込んでいたのでとても楽しみ♪
写経体験も申し込み制で行われているようである。
宝物館を見て、ぶどうのかき氷を食べた。
ほんっとうに暑かった!!
(革パンだし!)
4時を回ったので、毛越寺を出て、売店でパンを買い、宿に向かった。
宿は、駐車場をぐるりと回って、矢印に従って、左折したあたり。
早速着替えて、温泉へ♪(徒歩10分ほど)
毛越寺に来る途中にあったので、分かりやすかった。
温泉に行く前に、金鶏山麓の義経妻子の墓へお参りした。(その時は義経のお墓もここだと思っていたけど。)
温泉は、すごくすべすべになるいいお湯だった!
ビールは売っていたけど、売店は終わっていた。平泉はほとんど飲食店が4時~5時で終わってしまうらしく、街は閑散としている。ほとんど歩いている人もいない。
宿のご主人に、駅に6:45まで開いているコンビニがあると聞いていたので、向かっていたら外国人の家族に「ご飯を食べる所を探している。どこも閉まっていて困っている」と助けを求められる。
Googlemapの画面で飲食店を探している模様で、同じ画面で一緒に探して、電話をかけて確認してあげた。焼肉屋さんがギリギリ受け入れてくれるとのことで、近くまで一緒に行き、別れた。
アリガトウ!!ととても感謝された。(^_^;)
それにしても、本当にここまで!?っていうほどの静けさ。
地ビールや、いぶりがっこ(燻製たくあん)、ポテチなどを買い、夕日の沈んだ金鶏山の風景の美しさにしびれながら宿へと戻った。
宿のご主人が、面白い人で、DVDを見たり色々とお話したりお酒を飲んだりして夜は更けていった・・・
翌朝、中尊寺の早朝座禅で衝撃の出来事が。。。笑
続く
1日目出費メモ
ガソリン 587円(4.38L/@134円) 燃費25km/L
佐野ラーメン 800円くらい
ホールズ108円
カフェラテ 150円
ガソリン 942円(6.24L/@151円) 燃費29km/L 那須高原SA
レモン牛乳ソフト 151円
ガソリン 1019円(6.75L/@151円)燃費29km/L 鶴巣PA
高館義経堂 200円
俳聖かるた 1000円
わんこそば 2500円
平泉文化史館 310円
毛越寺駐車場 50円
毛越寺 500円
かき氷 800円
パンなど 500円
浄土の館 3700円
悠久の湯 500円
ニューデイズ平泉買出し 2562円
カップめん 200円
計16579円