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2019おくのほそ道ソロツーリング(2)2日目★毛越寺早朝座禅〜達谷窟〜厳美渓 [ツーリング]

こんにちは。


日中はまだまだ暑いですが、少し秋らしく朝晩涼しくなった埼玉です


 


おくのほそ道ソロツーリングの続きです。


 


2日目は盛りだくさんでした!


 


まず、毛越寺で早朝座禅を申し込んでいました。


 


6:25に毛越寺の門前集合のため、5:30起床、買っておいたパンとジュースで朝食♪


 


座禅は初めて。


 


毛越寺前には10人ほどの人が集まっていました。


 


6:30頃、門の横から優しそうな雰囲気のお坊さんが出てきて、本殿へ案内していただきました。


 


本殿に上がる前に、何やら仏教的な?言葉を一緒に唱えます。


 


お堂に上がると、お寺の説明をして下さいました。


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小さな丸くて黒い硬めの座禅用の座布団に座り、いよいよ座禅開始です(^^)


 


おへその前で左手の上に右手を重ねて親指同士で丸を作ります。


 


足を無理のないように組んで、一度体を前に倒しながら口から息を吐ききり、悪いものを全て出します。


 


背筋を伸ばし、目は薄目、鼻で吸って口で吐きながら10を数えます。


 


数えるのは無心になるためです。


 


お坊さんが端から1人ずつの前に立って、前に立たれた人は合掌してお辞儀をしたまま体を前に倒します。


 


左肩と右肩に優しくパンパンと木の笏で打たれたら、体を起こし、一礼します。


 


こんな感じで、蝉時雨の中で座禅がありました。


(季節限定で所要時間1時間、千円、2日前までに申込み)


 


なんだか10を数えながらもアレコレと雑念が湧いてきてしまい、集中しきれず・・・


 


お坊さんが素敵なんて困りますよー。全く反則です。(笑)


 


また是非リベンジしたいものです。


 


座禅後は宿に戻り、出発です


 


この日も暑くなりそうな予感・・・。


 


前夜宿のご主人と話していて、やっぱり松島にも寄ることにしました。当初は多賀城碑を見て福島飯坂温泉へ早めに到着しようかと思っていたのですが、やっぱりせっかくだから、松島へ行こう!と思いました。ひとり旅は自由で素晴らしい!(^^)


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その前に、毛越寺前の道R31(平泉厳美渓線)を南下して行った所にある達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂を目指しました。


 


車も少なく、適度にクネクネした稲の香りいっぱいの道


気持ちいい!!


毛越寺〜厳美渓までの道は今回走った道の中でもかなり良い道でした!。


 


左手には田んぼと川、右手は民家など。途中、何とか姫の滝?という滝があったり、何とかの岩?があったりしてオオッ!と思いながらもタイミング的に止まれず通過。


 


達谷窟は岩の下にもぐりこむように赤いお堂が建っている何だかすごい建物らしい。


 


駐車場にはバイクが一台と車が一台。駐車場にはトイレあり。


まだ朝早いせいか?とても空いている。


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・・・と、オフ車のバイクの方がこちらに来て、どうも・・・とライダー同士的挨拶。


 


今日本一周しているんですよ。と、その男性。


群馬県の藤岡市から出発して北海道を回ってきたけど、ずっと雨で・・・


とのこと。


 


なるほど、バイクを見せてもらうと、たくさんの小ぶりなツールボックスを積み込んで


いた。サイドにはネットで色々と挟み込んであり、便利そう。


そして、後ろから見て分かるように「日本一周挑戦中!」と貼ってあった。


宿には泊まらずほぼキャンプをしているという。


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少し雑談して、がんばって下さいね~(*^_^*)とお別れする。


 


日本一周となると、まだまだ先は長そうである。


 


達谷窟は、平泉の世界遺産郡の一つとして追加登録を目指しているという、重要な場所なのだそうだ。。鳥居をくぐると大きな岩の下に


底上げされた赤いお堂が埋まっていた。


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靴のまま階段を上ると、お堂の中は風通しが良く、壁から岩がむき出しになっている所もあり


なんだか神秘的な感じだった。


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お坊さんやその他の皆さんで仏具を拭いたり、磨いたりと、


仏壇をお掃除している様子で、平日の朝の日常的なお努めが行われていた。


・・・と、掃除が終わった頃、お坊さんがお経を唱えだす。


 


そのお経がとても独創的で、初めて聞くものだった。


エーーえぇ~えぇ~えぇ~♪


のように、音程を変えて、節をつけて唄うように唱えていた。


 


最前列で正座をしていたら、しばらくすると、お経を唱えながらお坊さんがレモンくらいのサイズの


色紙を撒き、はらはらと飛んできた。


 


壇の右や左、中央でそれぞれ同じように唱え、色紙を撒いていた。


 


結構長かったので、途中でそーっと靴を履き、外へ出た。


 


階段を下りると、岩に磨崖仏の顔が残っていた。


結構大きな磨崖仏である。


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義理の父が磨崖仏や石仏が好きなので、これは是非教えなくては!


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すごく雰囲気のある場所で、厚く信仰を集めていたようだ。


芭蕉たちはここには寄らなかったようだが、来て良かったと思った。


(寄ればよかったのに~)


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その後、南へ走ってすぐ川に突き当たる。


厳美渓だ。


 


達谷窟から厳美渓までは割とすぐ着いてしまった。


 


大きな岩が荒々しい渓谷にかかる橋を渡るとすぐ飲食店の駐車場があり、そこへ誘導されバイクを停めた。


 


バイクは駐車100円だが何かお土産を買いスタンプを貰えば無料らしい。


 


誘導のおじさんがバイクに興味があるみたいで、このバイクは音がいいですよね、と言われたので、それは昔のダブワンかもしれません。これはダブルでもとても静かですよ、と少しお話しした。


 


厳美渓は、ダイナミックな岩とエメラルドグリーンの川が美しかった♪


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東屋があって、そこに人が集まっていた。


籠がワイヤーで吊り下げられ、対岸の高い所にあるお店から人が手を振っている。


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籠にはお金を入れる所があり、お金を入れて横の板を叩くと、籠がワイヤーで吊り上げられ、お店に到達。


お店から団子とお茶とお釣りが乗せられて戻ってくる。


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おもしろーい(^∀^)


 


運良く他に並んでいなかったのですぐ順番が来て、お金を入れて板を叩いてみた。


 


籠が引っ張られて行き、しばらくして戻ってきた。


箱入りの団子の上に紙コップのお茶が4つとお釣りが戻って来た!


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こぼれないで運べるってすごい!


 


お団子はとても柔らかくておいしかった。


あん、ごま、みたらしの三本。


 


結構おやつにはガッツリ系ですね。


 


他の家族連れにお茶を分けて厳美渓を後にした。


 


郭公(かっこう)団子、存在は知っていたけど、すごく混み合っていそうな予想をしていたので、体験できてとても嬉しかった。お団子も、リーズナブルでとてもおいしかった!満足満足(^^)


現地で泊まると午前中に行動できて何かと良いなぁ


 


残念ながら、厳美渓は川だけど岩の上は暑くて全く涼しい場所ではなかった、、


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厳美渓から一ノ関インターへは一本道であるが、熱風が吹き付けてくる。信号待ちが、、地獄ーーー(>人<;)


 


高速道路に乗って100㎞で走ってしまえばそれほど暑さは感じないはずだ。


 


一ノ関インターから東北自動車道を南下し、途中のジャンクションで松島方面を目指す。


 


松島は前日に急遽行くことにした。瑞巌寺の五大堂へ行ってみたかったのだ。


 


キーン先生が遊覧船などのアナウンスのうるささにがっかりした松島ではあるが、今回このアナウンスのお陰で私はとても助けられる事になったのだった。


 


続く(o^^o)




 


参考サイト


 


世界遺産 平泉 │ ひらいずみナビ


http://hiraizumi.or.jp/heritage/index.html


 


 


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