芭蕉の自筆おくのほそ道を読む [古文書]
こんにちは!
1月8日にキーン誠己さんが記者会見を行い、2月24日のキーン先生の命日を黄犬忌としてイベント等を行って行くとの発表がありました。
新聞各紙にも掲載されていました。
記念財団を作り、キーン先生の残されたものを保管して公開していくそうです。
とても文化的な取り組みで素敵だと思いました。
キーン先生と言えば、松尾芭蕉を敬愛し、おくのほそ道の英訳も手掛けていた事で知られていますが、最近私は芭蕉のおくのほそ道に関する勉強を始めました。
・・・具体的に、何かと言うと、おくのほそ道の芭蕉直筆の本文を解読することです♪(^^)
1996年に芭蕉の真筆おくのほそ道が発見され発表されました。
推敲をした切り貼りのある貴重なものです。
これは、芭蕉が特に公開を目的とせずに書き残し、家族に渡したもののようです。
本になっているおくのほそ道を読むだけでもその内容に感動しますが、直筆とあればなおさらです。
この文庫本は2017年に発売されていました。
素晴らしい本です!
でも、江戸時代に書かれたもののため、古文書のように一筋縄では行きません。
読むのにもテクニックが必要なのです。
それが、面白くて、ハマっちゃいました!(笑)
この2年、通信講座で古文書解読の勉強の基礎を学んだ事もあり、漢字くずし方辞典もあり、辞典をめくりつつ、また、本なども参考にしながら解読しています。この文庫本には本文の横に訳も付いているので、確認しながら読めてとても良いです♪(^^)
芭蕉の癖がだんだんわかってきて、慣れてきたのか今日は訳を見なくても読むことができて感激しました。(笑)
元々は北斎の絵に書かれた文字が読めなくて悔しくて、江戸時代の文字や文章が読めるようになりたくて、始めた古文書の勉強でしたが、とても役立ってます!(^O^)
昔の日本人の文字を読めたら、楽しみが増えそうな気がしています。
しばらくは、芭蕉自筆のおくのほそ道を楽しみながら読みたいと思います!
では^_^