はじめてのFUELサインにドキドキの里山ツーリング [ツーリング]
こんにちは(o^^o)
小3の娘がお年玉を将来のバイク用に貯めていると知り、じーんとしてしまったピら手です。
先週は1人の時間をもらえたので、ちょっと走ってきました(≧∀≦)
以下、レポートです♪
新緑が眩しい季節がやってきた(o^^o)
なんだかいつもより早い?
今年は桜も早くて、3月末には満開になっていた。
都幾川桜堤にて
4月から職場が変わってドタバタしていたけれど、様々なミッションをクリアしてホッと一息!?
この辺でバイクに乗って心の洗濯をしなくては・・・(≧∀≦)
毎年この時期は、ツーリングでリフレッシュが欠かせない。
という事で、だんなさんの協力を得て10時からフリータイムとなった。
しかし・・・
特に行きたいところもなく、困ってしまった。
どうしよう?
時間は沢山あるけど、天気が怪しげ。どんよりした曇り空。さらに風が強まるという予報。
今日はやめたほうが良いか?
それとも出かけるか?
1人でバイクに乗り出すまでには弱気の自分との戦いがあるのである。(笑)
どこに行くという訳でもなく走り出すのもいいかもしれない。
菜の花が咲いている所に行ってダブルの写真を撮るのも素敵かも!?
無理やりそんな理由をつけて、3月末にも家族で訪れた都幾川桜堤を目指す事にしたのだった。
カバーを外すとバイクが砂だらけ・・・
じゃなくて、、??
よく見ると・・・コレ、花粉!?
細かい粒子がびっしりとバイクを覆っていた。
花粉をよく拭いて、タイヤの空気圧をチェック。
少し抜けていたので自転車と兼用の空気入れで空気を入れた。
空気圧ってかなり大事なんですよね。
いよいよ空気も入ってダブルちゃんもスタンバイOK(≧∀≦)
相変わらずエンジンが一発でかかるインジェクションさまに感謝して(笑)さあ出発!
時刻はすでに12時を過ぎていた。
走り出すと、すぐに
「やっぱり走り出して良かったなぁ」
としみじみ思う。
目の前の山が、やまが、、
新緑で萌え萌えなのである。
これまで枯れて葉っぱのなかった山の所々が、生まれたての爽やかな葉っぱを出して輝いていた。
生命の誕生とは本当に神秘だね。
自然も人間も一時として同じものはなく、常に変わり続けている。
そして、その中にあって変わらないものがある。
松尾芭蕉が説いていたというこの感覚がよくわかるようになった今日この頃です。(笑)
走り出すとダブルとの息がとてもピッタリで、驚く。
日によって違うけど、この日の私たちは一心同体だった。
大切なのはやっぱりニーグリップかな?
しっかりホールドする事で、こちらのちょっとした動きにダブルが答えてくれる。
本当に気持ちの良い昼下がりのツーリング。
新緑や咲き乱れる春の花々・・・
そして心乱す和菓子屋さん(笑)
都幾川桜堤へは、県道30号線を田中交差点で右折する。
すると、少しローカルな道になる。
とうふ工房わたなべを横目で見ながら通過し、突き当たりの交差点で右折、そのあとすぐに左折する。
するとさらにローカルな道に。
こだわってそうなお豆腐屋さんを横目に通り過ぎ、赤い看板の商店やいちご狩りの看板を過ぎたら次の交差点を左へ。
ヒャッホーウ!
ここは都幾川桜堤のど真ん中の道。北海道みたいな直線ロードで、左右は田畑が広がり、目の前には新緑の桜並木と山が広がる。
ここにバイクで来て見たかった。
路肩にバイクを停めエンジンをオフにすると、鳥の鳴き声だけが聞こえていた。
こういう所に私を連れてきてくれる相棒、ダブルには本当に感謝。
この先を進めば右手には先日行った畠山重忠の居館であった菅谷館跡がある。
なんでもかんでも駐車場とかマンションにしてしまう都会と違って、ここにはゆったりとした時間が流れていた。
都会の生活や日々の暮らしに疲れた人はこの静かでゆったりした時間を過ごすと回復できそうだ。
この桜堤の下で読書とかも良さそうだ。里山de読書、今度やってみようかな。
さて、桜堤に沿って左折していちご農園の先を右折し橋を渡る。
木曽義仲産湯の清水がとても気になっていたけど、石がゴロゴロしているダート(未舗装路)っぽい入口をチラ見して通過した。
・・・ダートはなかなかハードルが高いのである。
突き当たりを左折すると、しばらくして私の大好きな道の駅「ふれあいの里たまがわ」に着く。
ここはいつ来てもアレコレと買ってしまう素敵な所なのだ。
真っ先に見たのはお花、
サイドバッグに立てて入りそうな花を1つ選んだ。(笑)
さらに、下仁田ネギの苗を発見!
サイドバッグに入るか?
はみ出そう(笑)
でも買っちゃう。
筍が台の上にゴロゴロと転がしてあり、1つ選ぶ。
すごーくおっきいのは700円くらいだった。
ご飯と炊き込む用の大豆やお茶碗や苺大福や冷たい天ぷらうどんや、、アレコレと買い込む。
テーブル席でうどんを食べていると、ツバメが飛んできては鳴いていた。
苗や花を見ている老夫婦や、焼き鳥を食べているおじいちゃんと孫など、里山の中でほのぼのとした時間が流れていた。
すっかりお腹が満たされ、荷物を積み込む。
お花は紙で周りを囲むようにして、うどんの容器に付いていた輪ゴムでとめるとかなりいい感じ!
ネギの苗はやっぱり・・・
少し先っぽを折り曲げてサイドバッグへ。(笑)
そして、予定していなかったけど温泉に入ってから帰ることにした。玉川温泉はすぐそこだ。
ネットで調べるとタオルも販売しているみたい。
ふれあいの里たまがわの駐車場を右側に出てすぐの交差点を左折した。
踏切の手前で後ろから来たライダーが右折していくのを見てハッとする。この道から行ける!
すぐに後を追うように右折して、線路沿いの道を進み、次の踏切で右折した。
いつも人気で駐車場は車でいっぱいだ。バイクなのでスキマに停める。
850円+タオル代200円を支払い中へ。
温泉は夕方ほど混んでいなくて、少しホッとする。
無料の泥パックをしたり、のんびり過ごすことができた。
さっぱりとして帰路についた。
その道中のこと。
初めてのFUELサインがメーターに表示された。
右側の燃料マークが点滅し、さらに、左の時計の表示がFUELになり、点滅し続けている。
w650の場合、エンストが起き、一旦路肩に停車してリザーブコックを捻らないと走れない、そんな状態だ。燃料の残りあと2リットル。燃費的にこれまでの平均値は28.5km/リッター
低く見積もっても40キロは大丈夫。でも激しく点滅するFUELサインが不安を煽る(笑)
自宅近くのスタンドまでの帰り道もダブルはとても走りやすかった。
多分、これまでは2速にギアを上げる際にクラッチを切り過ぎていたんだと思う。
ほんの僅か、五ミリくらい切れば大丈夫なことがわかって、とても走りやすくなった。
少しずつ、ダブルとの対話を重ねる毎に、楽しく乗れるようになってゆく。
帰宅後、ネギと花を植えた。
長ネギを植えたのは初めて。
うまく育つかなぁ?
半年後、気長に待ちます(≧∀≦)
30本分の苗が300円くらいでした。
ツーリングは日常から非日常の世界へと私を連れ出してくれる。
自然の中を走り、風を感じて、癒しをくれる。
それがリフレッシュになって、日常を生きることが楽しくなる。
こうして毎日頑張れるのもバイクのおかげだなぁと思う。
私がこうしてバイクに乗る事に関わってくれている全ての人、いったいどれくらいいるのかわかりません。部品の1つひとつとって考えたら膨大な人のお陰です。それ以外にもガソリンや道路やヘルメットやグローブや数えきれない関係の皆様、どうもありがとうございます!(「君たちはどう生きるか」的発想)
私はこうして、多くの人に支えられて生きている。そして、私も誰かを支えることができたら嬉しいです。
ブログランキングに参加しています。