KLX250とw650の夫婦で東北ツーリング(5)福島★会津野ユースホステル〜鶴ヶ城〜東北釣堀苑〜帰宅 [ツーリング]
東北ツーリング最終日ですo(^▽^)o
翌朝
8月10日(月)
朝になると、窓からは朝日に輝く鮮やかな田んぼと少し霞がかった山が見えて、
すごくのどかな風景。
四方を山に囲まれている。
※パノラマ写真はクリックすると拡大します♪
朝からジリジリと日が照りつけ、今日も暑くなりそう。
とても静かな所。
田んぼの匂いがたまらない。
イナゴやトンボも暮らしてる。
朝食は大きな楕円形のテーブルに、用意されていて、自家製パンとおいしいコーヒー、新鮮な牛乳にサラダと卵のお料理、
スープと西瓜をいただき、お腹いっぱいに(#^.^#)
このハイクオリティな朝食が399円だなんて!
信じられない。と感謝感激。
さてさて出発だー!
、、と、その前に泥んこになったダブルちゃんをペットボトルに入れた水で洗車してあげた。
これでヨシ!
会津の風景をバックに、幸せそうなバイク達。
乗る人達はすでに汗だく(笑)
さあ出発だ。優しいペアレントさんにご挨拶し、鶴ヶ城を目指す。
最終日の今日は、鶴ヶ城を見学し、そのまま南下、芦ノ牧温泉を通過して、
途中、進路を東にとり東北道須賀川インターから帰路に着くことにした。
ただ高速で帰るだけじゃつまらないからと、選んだこのルート、思わぬ感激があった(^。^)
ユースホステルを出て来た道を南に戻って会津高田駅に戻り、
R401高田街道を東へと走る。
鶴ヶ城の矢印に従って左に曲がるけど、ホントにあってる?と不安になる。(迷うの得意)
どうやらあっていた模様(笑)
市営駐車場を目指していくと、福島県立博物館横の駐車場に着いた。
ここは城下町があった所らしかった。
道路の向こう側には石垣があり、お堀際のテニスコートでは日焼けした女の子たちが練習をしていた。
鶴ヶ城の周囲は公園として市民の憩いの場になっている。
睡蓮の咲くお濠にかかる赤い橋を渡って高い石垣に囲まれた道を進むとお城が現れた。
お城と言うと伊賀上野城以来だなぁ
いかにも息子がよじ登りそうな石垣に、思わず笑う。石の一つがとても大きい。
鶴ヶ城は明治7年に一度取り壊され、昭和40年に再建された。
中に入ると歴史を学べる貴重な資料展示や白虎隊についての資料などがあり、
5階の天守閣にたどり着くまでに1時間くらいかかったような気がする。
本物の刀や、スゴすぎる斬新なデザインの兜など、見所がいっぱいで、
お城の内部がこんなに立派な博物館になっているなんて驚きだった。
NHKの大河ドラマ「八重の桜」の世界がそこにあった。
特に感激したのは江戸時代の会津藩主、松平容保の写真だ。
20×30センチくらいで想像よりも大きな写真だった。
あどけない顔立ちで、とてつもない重圧を背負っていた若き藩主の姿がそこにあった。
天守閣からの景色は絶景で、360度のパノラマが広がる。
だんなさんと、白虎隊が最後にたどり着いた飯盛山を探したりしながら、鶴ヶ城の辿ってきた歴史と、ひたむきに生きた人々を思って眺める風景は趣深かった。
ここに来られて良かった。
私はいま、鶴ヶ城の天守閣にいて、会津の街を見下ろしている。
何百年も前の出来事を思いながら。
だんなさんと出会ってなかったら、ここにこうして来る事はなかっただろうなぁと思うと、人との関わりが人生に与える影響の大きさを実感せずにいられない。
だんなさんにも、だんなさんのご両親にも、自分の両親にも、子どもたちにも、職場の人にも、ダブルや自分に関わってくれるみんなにも、感謝の気持ちでいっぱいになった。
長い歴史の中でみたらほんの一瞬の人生だけど精一杯生きたいな。
冷たいお抹茶とおまんじゅうをいただき、生き返る。
10分でわかる会津若松
鶴ヶ城を後にして、R118(R121)日光街道(会津西街道)を南下してゆく。
お城の見える場所で信号待ち中に、新島八重の生家という看板が見え、
まだまだ見所いっぱいの会津、また来たいと思った。
また来られたら、福島県立博物館も是非ゆっくり見たい。
ガソリンスタンドで給油をして、再び出発。ジリジリと陽射しが照りつけてきた。
だんなさんのウエストバッグにつけている時計が38℃を指していて
「まさか〜(≧∇≦)」と笑った
が、電光掲示板が本当に38℃を指していた(^◇^;)
この辺りは暑いのだと、地元の方も話していた。
ほとんど信号がなく、ノンストップで走り、車も少ないため暑さはさほど感じなかった。
感激したのはこの街道沿いに立ち並ぶ民家の、カラフルな金属板の屋根だ。
青、赤、黄色?
雪深い地方特有の屋根なのか、ツルツルとした大きな屋根だ。
昔は茅葺きだったのかな。
初めて見る光景に感激しながら走っていた。
須賀川への分岐手前で大川ダム茶屋に寄ってみたがやっていなかった。
お腹が減っていてお昼を食べたかったのでかなりショックを受ける。・°°・(>_<)・°°・。
この先お店あるのかな・・・
気をとり直し、R118を左折して東へと須賀川方面を目指す。
車が一台もいなくなり、気持ちの良い田園風景が広がる。
左手には棚田があり、右手には川が流れていた。
ひと気は全くなく、蝉の鳴き声と川のせせらぎだけがBGM。
食事のできそうな所がやっとあった!でも、釣り堀?
「東北釣堀苑」と書いてある。
バイクを停めて、恐る恐る中にいる人に「あのー、食事はできますか?」
と聞くと、若いご夫婦がいて、「イワナとおにぎりでよければ」とのこと。
な、なんだここはー(≧∇≦)
池にイワナがうじゃうじゃ泳いでいる。
「自分で釣っても、ただ食べるだけでも同じ料金だから好きな方を選んでいいよ」という。
だんなさんの目が輝いて、ソッコー立て掛けてあった竹の竿を持って釣り糸を垂らし始めた(笑)
「あのー、何か飲みものはありますか?」と聞くと
「そごにあるがら飲め」
と、ラムネやお茶やノンアルコールビールが冷やしてある水槽を指して
「栓抜きはそこだ」
流水で冷やされているノンアルコールビールを開けて、
「あのー、コップはありますか?」
「わがいんだがら(若いんだから)そのまま飲め」
「はーい(≧∇≦)」
ぐびぐび
んめぇー(≧∇≦)
ぶっきらぼうだけど、おしゃべり好きで気さくなオーナーさんは、以前SR500乗りで、w650とどちらにするか悩んだ事があったとか。
まだw650が出たての頃で、予算的にSRにしたそうな。
だんなさんは苦戦していたが、1匹釣り上げた。
革パンで釣りするとは思わなかったな(笑)
続いて私も釣り始めたが、なかなか難しい。
合わせ(魚がエサにツンツンしたら、竿を横に動かしたりしてひっかける)が重要らしい。
ピッ!(合わせるおと)
ヨシ!釣れた!
と思ったら、口じゃなくてお腹に針が引っかかっていた(^◇^;)
ゴメンねーイワナ君
イワナがじろりと睨んだ(笑)・・・気のせいかな?
釣れたイワナはすぐ炭火焼きにしてもらえる。
この釣堀は、天然水の池にイワナを卵から育てていて、おいしいイワナが食べられる。
憧れのイワナの塩焼き♪
釣っても釣らなくても同じ料金に感激した。
炊き込みごはんのおにぎりと、自分たちで釣ったばかりのイワナの炭火焼きを注文して待っていると、サービスでお味噌汁とわらびのおひたしを一緒にいただいた。
どれもとてもおいしくて、感激しっぱなしの私たちだった。
10年ぶりの夫婦お泊まりツーリングのしめくくりにこんな素敵な食事ができるなんて(≧∇≦)
(実はしめくくりではなかったのだが・・・)
しかも二人で2060円だった!
こちらの東北釣堀苑さん、4月〜11月の営業をしてきたが、残念なことに事情により今年の11月末で1度閉店してしまうそうだ。
本当に残念。。・°°・(>_<)・°°・。
11月末までに、絶対また来たいと思った。
次は子連れかなー?
思いがけず素敵な人やお店に出会えて、お腹も満たされて、のどかな山道を走れて本当に幸せ♪
須賀川までの道ものんびりした気持ちのいい道だった。
(眠たくなってしまったけど)
須賀川インターから東北道に乗り、那須高原SAを目指す。
途中、ゲリラ豪雨に見舞われて、ビショビショになったが、あっと言う間に止み、走っているうちに乾いてきて、暑かった体もクールダウン(笑)気持ちよかったかも♪
やっぱりウェアは速乾素材に限る!
高速の路肩でカッパを着ているライダーさんがいて怖かった。・°°・(>_<)・°°・。危ないよー
那須高原SAではいちごソフトを食べ、少し休憩andだんなさん給油
そこから佐野SAまで行くと、ガソリンスタンドが長蛇の列!
給油はやめて久喜インターまで行くことにした。
平日ということもあり、渋滞もほとんどなく久喜まで到着(≧∇≦)
下道に降りるとやっぱりホッとするなー(⌒▽⌒)
ここから下道で圏央道の桶川北本インターを目指す。
途中、給油して、コンビニ休憩。
暗くなってきたので再び光るベストを着る(笑)
ブロ友さんがおススメしていたラーメン屋さんに寄って塩ラーメンを食べて、
9時頃無事に帰宅。
充実した夢のような3日間だったー!
走行距離
1日目630キロ
2日目240キロ
3日目323キロ
3日間で1193キロ
久しぶりにタブルちゃんと遠出できて楽しかった
とっぴんぱらりのぷう\(^o^)/