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うれしい頂き物♪漱石とネギ [日々のあれこれ]

ある日、仕事から帰宅すると玄関に本がたくさんありました。

こ・・・これは・・・・!!(゜o゜)

あの、名著復刻全集ではないですか~!!

しかも、全部夏目漱石。

三四郎、心、吾輩は猫である・・・・などなど
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見たことない本もいっぱいある~(゜o゜)

なんでも、だんなさんのお知り合いの方が事情があり譲ってくださったそうです。

アンカット本や、直筆を本にしたものなど、今では貴重なモノばかりです。

これからゆっくり時間をかけて読んで行きたいなぁ~(#^.^#)

そして、昨日はこんなものをいただいてきました。
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泥つきの朝どれネギ!!

泥んこの皮を一枚はがすと、白くてぷりぷりした柔らかそうなネギ♪

フライパンで焼いて、味噌漬けにしておいた鶏もも肉と一緒に~(^^♪
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青い部分は初めてのアジのたたきに使わせていただきました~ヽ(^o^)丿
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アジのたたきって初めて挑戦しましたが、結構楽しい(#^.^#)

<作り方>
まな板に新聞紙を敷き、アジを乗せる。
包丁でうろこを取る。
包丁でぜいご(側面のガリガリしてるところ)を切り取る。
ヒレの後ろに包丁を入れて頭を落とす。
お腹を開いて内臓を取り、新聞にくるんで捨てる。
お腹の中の血合いもきれいに洗って、よく水気を拭く。
背びれから包丁を入れて骨に沿って3枚におろす。
皮を下にしてまな板におき、皮をそぐ。
骨のあるところを切り取る。
包丁で細かく切り、ネギとしょうがも一緒にたたき合わせる

できあがり~ヽ(^o^)丿
魚好きの我が家では大人気でした。

アジのたたきが作れるのって憧れていたんですよね(#^.^#)

これもネギのお陰?(笑)

春はすぐそこまで来ていますね♪
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少しずつ、春の息吹を感じています(#^.^#)

もしかして・・・・息吹っていうか、花粉なのかな?

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女性が描いたヒロシマ [読書]

「日本の原爆文学(2)大田洋子」(ほるぷ出版・1983年)
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やっと読み終えました。
元気な時しか読めないこともあって時間がかかりました。

大田洋子さん(1903~1963年)は広島出身の作家で、1945年の八月六日に原爆投下に遭遇しました。

この本に収録されている「屍の街」は、母親の家から逃れて3日間を野宿した河原と、田舎へ逃げていく道中の体験を綴っています。

書き出しは田舎に避難している時から始まっています
『屍の街
鬼哭啾々の秋

 混沌と悪夢にとじこめられているような日々が、明けては暮れる。
 よく晴れて澄みとおった秋の真昼にさえ、深い黄昏の底にでも沈んでいるような、混迷のもの憂さから、のがれることはできない。同じ身の上の人々が、毎日まわりで死ぬのだ。
 西の家でも東の家でも、葬式の準備をしている。きのうは、三、四日まえ医者の家で見かけた人が、黒々とした血を吐きはじめたとき、今日は二、三日まえ道で出会ったきれいな娘が、髪もぬけ落ちてしまい、紫紺いろの斑点にまみれて、死を待っているときかされる。
 死は私にもいつくるか知れない。私は1日に幾度でも髪をひっぱって見、抜毛の数をかぞえる。いつふいにあらわれるかも知れぬ斑点に脅えて、何十度となく、眼をすがめて手足の皮膚をしらべたりする。』

逃げまどいながらも書くことを決意し、普通なら見たくない辛い光景を作家としての眼で記憶に焼き付けながら避難した様子も描かれています。

原爆投下から二週間が経ち、無傷だった人々が原子爆弾症で次々に死んでいきました。

どんなに恐ろしかった事でしょう。

そしてその恐怖はずっと彼女についてまわりました。

(1950年「屍の街 序」より)
『 私は1945年の8月から11月にかけて、生と死の紙一重のあいだにおり、いつ死の方に引き摺って行かれるかわからぬ瞬間を生きて、「屍の街」を書いた。
 日本の無条件降伏によって戦争が終結した8月15日以後、20日すぎから突如として、8月6日の当時生き残った人々の上に、原子爆弾症という恐愕にみちた病的現象が現れ

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