原爆の図 丸木美術館から届いたもの [日々のあれこれ]
丸木美術館から原爆の図 アメリカ巡回展報告集が届いた。
振り返れば2014年、秋。
w650に乗り、埼玉県東松山市の丸木美術館に行った時のことは忘れられない。
他にお客さんがほとんどいなくて、貸し切り状態の丸木美術館で、原爆の図と初対面したのだった。
大きくて、静かで、一人ひとりの人間
を丁寧に描いていて・・・・・・・・・・・・・・・
怖くて悲しかった・・・。
原爆の図は、昨年多くの賛同者を得て海を渡り、アメリカン大学、ボストン大学、パイオニア・ワークスの3会場を巡回し、合わせて11000人が会場を訪れたという。
2015年6月13日〜8月16日アメリカン大学美術館(ワシントンD.C.)
2015年9月11日〜10月18日ボストン大学ストーンギャラリー(ボストン)
2015年11月13日〜12月20日パイオニア・ワークス(ニューヨーク・ブルックリン)
被爆70年という節目の年に、丸木夫妻の描いた絵画は核兵器廃絶を訴え、展覧会は国内外マスコミにも取り上げられ、高評価を受けたとの報告だった。
つい最近、「ヒロシマ-絶後の記録」という原爆を書いた本を読んだけど、その次の日に原爆の図巡回展の報告が届いたのでとてもびっくりした。
原爆の図をはじめ、戦争や原水爆に抗議し人間の愚かさや悲しみを描き続けた丸木夫妻。
奔走し、それをようやく海外に運ぶことが叶ったキュレーターの方々。
自分の信念に従って生きるって、なんと素敵な生き方なのだろうと思う。
自分の選択を信じて行く。
迷った時は、困難な道を選んでみる。
ソウイウヒトニワタシモナリタイ。
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