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息子から教えてもらった本と春の味覚 [読書]

息子が図書館で借りてきた本を
「ママ読んで教えてね♪」
と渡された。

自分で図書館の検索用パソコンに「せんそう」
と打ち込んで、たどり着いたのだという。

いつの間にかそんなことまでできるようになっていたんだな。

息子が借りてきた本は
「子ども兵の戦争」(P.W.シンガー著 小林由香利訳 日本放送出版協会 2006年)

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完全に大人向けの本だった。
しかも、超重たい内容。。

子ども兵の存在は知っていたけれど、
大人向けの本で読むのは初めてだった。

世界には300万人の子ども兵がいて、
戦争の前線に立たされ、
銃や武器を持ち戦わされている。
1日に500人の子ども兵が命を落としている。

家族や村の人々に対して残虐な行為をさせられたりして、戻る場所もない子どもも。

この本では5歳〜17歳の子ども兵の証言を交えながら、冷静に現状を伝え、分析し、解決策を探ろうとしている。

子どもたちは被害者であり、人を殺傷するなどの行為をさせられ、自爆テロをさせられたり、命の危険にさらされている。
教育の機会や家族との暮らしを奪われ、子どもとしての生き方すら知らないままに。

昔から戦争に子どもを参加させるのは禁じられてきたが、今は子どもを兵士にすることを何とも思わない、むしろメリットとさえ思っている組織が増加しているのだと言う。

ホントにヒドい話だ。。。

国連平和維持部隊ですら子ども兵と戦わねばならない場面も出てきているという。
武装集団は子ども兵を盾にしてくることが多い。

戦争の被害者である子ども兵をいかに傷つけず、保護し更生させるか。
子ども兵に遭遇したらどう対処すべきか。

などなど、実際に子ども兵との遭遇事例をもとに語られている。

読みながら、戸井十月さんがアフリカをオートバイで走った時、情勢的に危険で通過できない国があったのを思い出していた。
通過できた国で出会った人懐っこい子どもたちのことも。

いまこの瞬間にも、命の危険にさらされている子ども兵がいる。

子ども兵がいる国では、貧困や教育を受けることができないまま内紛で政治が機能していないことも多いという。

この問題を一人でも多くの人が知り、考え、子どもたち(かつて子どもだった大人たちも)が幸せになれる方法を見つけていけたらいいなと思う。

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昨日はだんなさんがもらってきたフキを煮ました(o^^o)

細いのでスジはなく、洗うだけで切って5分ほど茹でて、あく抜きしておいたたけのこと一緒に酒、醤油、砂糖、みりんで煮てみましたp(^_^)q
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春らしい食卓になりました♪

なんかいつももらいもので季節を感じてるような?
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

ありがたいことですね。
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