がむしゃら1500キロ [バイクに関する本]
こんにちは(^^)
またまた本の話です・・
がむしゃら1500キロ浮谷東次郎 著 ちくま文庫 1990年
バイク乗りの仕事の先輩が、旅の本としてオススメしてくれたのがこの本でした。
浮谷東次郎さん(1942~1965)という方は、23歳の若さで亡くなった伝説の名レーサーだったそうです。
この本は、1957年の夏に、中学三年生の彼が、千葉県市川市の自宅から、大阪間をクライドラーという50ccのバイクで往復した旅の日記です。
なんといっても、中学生にバイク旅を許し、旅費め出してくれたお父さんがスゴい!
クライドラーは途中でしょっちゅう調子が悪くなり、そのたびに修理しながら進みます。
初めての大阪で食べ物屋さんの数にカルチャーショックを受けたり、スイカを道端で売る女の子を見て裕福な家庭の自分を恥じたり・・
様々な旅のエピソードが15歳の男の子の視点で綴られていて、その若さとひたむきさに思わず微笑んだり、感心したり。
面白かったです(^^)
彼がその後アメリカ留学した時の本も出ているようなので、読んでみたくなりました。
こうして本になっていることで、読みつがれていくのは素晴らしいですね。
ではまた~(^^)
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がむしゃら1500キロ浮谷東次郎 著 ちくま文庫 1990年
バイク乗りの仕事の先輩が、旅の本としてオススメしてくれたのがこの本でした。
浮谷東次郎さん(1942~1965)という方は、23歳の若さで亡くなった伝説の名レーサーだったそうです。
この本は、1957年の夏に、中学三年生の彼が、千葉県市川市の自宅から、大阪間をクライドラーという50ccのバイクで往復した旅の日記です。
なんといっても、中学生にバイク旅を許し、旅費め出してくれたお父さんがスゴい!
クライドラーは途中でしょっちゅう調子が悪くなり、そのたびに修理しながら進みます。
初めての大阪で食べ物屋さんの数にカルチャーショックを受けたり、スイカを道端で売る女の子を見て裕福な家庭の自分を恥じたり・・
様々な旅のエピソードが15歳の男の子の視点で綴られていて、その若さとひたむきさに思わず微笑んだり、感心したり。
面白かったです(^^)
彼がその後アメリカ留学した時の本も出ているようなので、読んでみたくなりました。
こうして本になっていることで、読みつがれていくのは素晴らしいですね。
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ロシナンテの肋(あばら)チェ・ゲバラの遥かな旅 [バイクに関する本]
ロシナンテの肋(あばら)チェ・ゲバラの遥かな旅戸井十月著・2000年・集英社
五大陸をバイクで走破した戸井さんの越境記と共に借りたこの本は、ゲバラという人物について、事実80%と、想像20%で書かれたゲバラの評伝小説です。
戸井さんが書いてなかったら読むことはなかっただろうゲバラの評伝。
この本を読んだら、南米を走りながら戸井さんが考えた事や、感じたことがより分かるんじゃないかと思って読みました。
戸井さんの声は知らないけれど、私の想像する戸井さんの低くて優しい声が語りかけてくる、そんな本でした。
チェ・ゲバラのチェは、本名ではなくて、現地の愛称なんだそうです。
この本では、アルゼンチン人であるゲバラの生いたちや、学生時代、友人と2人で行った南米バイク旅、そしてキューバでの出会い、結婚、メキシコでの亡命生活、家族への手紙、そして最後の様子、さらには、30年を経て当時の関係者の告白により発見された彼と、彼を取り巻く人々について描かれています。
戸井さんの南米バイク旅の本を読み、続けてゲバラの南米バイク旅行記を読んでいたので、戸井さん目線で描かれたゲバラのバイク旅も楽しめました。
戸井さんと自分が同じ本を読んでいることが嬉しかった。
歴史や革命家とは何の縁も知識もない私が、読むことができたのは戸井さんの力でした。
ゲバラは親に医師の免許を取るよう言われ、大学へ入りました。
友人と20代に南米バイク旅で、まのあたりにした医療の不足、貧困、病気の人々。アメリカの植民地化した資本家による支配。
旅が彼の何かを変えて行きました。
それから頑張って勉強し、医師の資格を得た後、23歳でキューバの弁護士と出会い、人生が大きく変わって行きました。
メキシコへ亡命しながらも5児の父となり、ゲリラ戦の訓練を受け、戦います。
39歳で生涯を閉じたゲバラに、42歳の戸井さんは南米で思いを寄せました。
戸井さんが19歳の時に亡くなったゲバラが、今でも現地で愛され続けていることに衝撃を受け、この本を書こうと決めたのだそうです。
五大陸をバイクで走破した戸井さんの越境記と共に借りたこの本は、ゲバラという人物について、事実80%と、想像20%で書かれたゲバラの評伝小説です。
戸井さんが書いてなかったら読むことはなかっただろうゲバラの評伝。
この本を読んだら、南米を走りながら戸井さんが考えた事や、感じたことがより分かるんじゃないかと思って読みました。
戸井さんの声は知らないけれど、私の想像する戸井さんの低くて優しい声が語りかけてくる、そんな本でした。
チェ・ゲバラのチェは、本名ではなくて、現地の愛称なんだそうです。
この本では、アルゼンチン人であるゲバラの生いたちや、学生時代、友人と2人で行った南米バイク旅、そしてキューバでの出会い、結婚、メキシコでの亡命生活、家族への手紙、そして最後の様子、さらには、30年を経て当時の関係者の告白により発見された彼と、彼を取り巻く人々について描かれています。
戸井さんの南米バイク旅の本を読み、続けてゲバラの南米バイク旅行記を読んでいたので、戸井さん目線で描かれたゲバラのバイク旅も楽しめました。
戸井さんと自分が同じ本を読んでいることが嬉しかった。
歴史や革命家とは何の縁も知識もない私が、読むことができたのは戸井さんの力でした。
ゲバラは親に医師の免許を取るよう言われ、大学へ入りました。
友人と20代に南米バイク旅で、まのあたりにした医療の不足、貧困、病気の人々。アメリカの植民地化した資本家による支配。
旅が彼の何かを変えて行きました。
それから頑張って勉強し、医師の資格を得た後、23歳でキューバの弁護士と出会い、人生が大きく変わって行きました。
メキシコへ亡命しながらも5児の父となり、ゲリラ戦の訓練を受け、戦います。
39歳で生涯を閉じたゲバラに、42歳の戸井さんは南米で思いを寄せました。
戸井さんが19歳の時に亡くなったゲバラが、今でも現地で愛され続けていることに衝撃を受け、この本を書こうと決めたのだそうです。