にっぽん応援ツーリング2022レポート⑹下関→角島→迷走(笑)→本州最西端毘沙ノ鼻→赤間神宮→九州最北端和布刈神社→新門司港 [ツーリング]
翌朝
雨は上がり、晴れ!!
やったぁー(≧∀≦)
今日の予定は
AZホテル下関→角島大橋→角島→本州最西端毘沙ノ鼻→赤間神宮→関門海峡→和布刈神社→新門司港(夜迄に)→フェリー乗船
なのです^ - ^
現地でのラストツーリングDAY
晴れてくれて良かった!!
角島への道のりは、絶景ルート!?
途中から海沿いに出た。
結構車は多くて、片側一車線のくねくね。
道路の補修の跡がど真ん中に30センチくらいの幅で色が変わっており、最悪な事に段差ができていた。
こう言うことする人、絶対ライダーの事無視してるよね。
少しのギャップが命取りとなるライダーにとって、こう言う車中心の道路の治し方は大嫌い!!本当に怖いし、危険だし、安心して走れない。
どうにかして欲しい・・・。
とにかくしばらくそんな最悪な道が続く。
景色は絶景なのに道が最悪で、かなり疲れる・・・(^◇^;)
車のペースに合わせて走ると、ギャップに注意が必要なこともあり、とても緊張して疲れてしまう。
角島へは結構長かった。
ぐったりしてきた頃(笑)
やっと到着。
角島への分岐を左へ。
事前にストリートビューで予習してきた、高台への分岐を右へ。
いるいる、朝から(8時過ぎ?)バイクも車もいっぱい。
バイクだけでも20台くらいはいたかな?
少し待って、たまたま隙間ができたのでバイクを動かして撮影♪^ - ^
すごく海の色が美しい。
日が昇るにつれて、海の青さと透明感が増してくる。
この時間はまだ、橋も空いていた。
何枚か撮影して、感無量。
ここに来てみたかった。
でも、遠くて、生きてるうちに来られるかな?って思っていた。
来れたよー( ;∀;)
本当に、嬉しくて、美しくて、風景にも、自然にも、相棒にも、自分にも感動していた。
そしてその感動は、橋を渡りさらに高まった。
左右に真っ青な海。
橋は少し上に向かって行き、
どこまでも走っていきそう。
橋の中程でも駐車スペース!?があり、撮影しているライダーさんたちを横目に走り抜ける。
橋は少し左へカーブし、他の島や、これから後で行く!?本州最西端?ぽい所も見えるような気がした。
とにかく、2002年に渡った能登島大橋以来の感動の、高速道路ではない、一般の橋だった。
あまりの気持ちよさに、
やばいーー!!
最高すぎーーー!!
しか言えず。
ぐんぐん島が近づいてきて、
あっという間に島に上陸。
下調べは無し(笑)
何かあるのかな?
とりあえず、進んでみた(笑)
灯台があるみたい。
島の奥まで進んで、右へと道なりに進み、有料駐車場にバイクを停めた。
とりあえず灯台へ向かう(笑)
何だかとってもレトロ!!
螺旋階段をひたすら昇る。
絶景ーーー(≧∇≦)
海が青くて、美しくて、風が気持ちいい。
いい所だな。角島
降りて、海辺を歩いてみたり
そろそろお昼。
できればイカ刺しが食べたかった。
とりあえず少し戻って途中の定食屋さんへ。
残念ながらこの日はイカがないとの事で、海鮮丼にした。
はまち(ぶり?)中心の海鮮丼で、そこまではまちが好きではないので、少しキツかった・・・(^◇^;)
そしてその後の角島大橋渋滞がさらにすごかった!!
何と、橋の前から既に詰まっており、橋の上はずっと渋滞のノロノロ。
進んでは止まり、しばらくしてはまた進み・・・
こんなに渋滞するとは、角島大橋恐るべし。
絶景を眺めながらの渋滞って不思議(笑)
あまりにひたすら渋滞なので笑うしかない。
ようやく橋を抜けて右折した頃には、角島方面へ向かう車の列がエライ事になっており・・・
昨日ホテルで
角島か、渋滞するね,
と言われたことをひしひしと思い出す。
これが、角島渋滞・・・。
その後も反対車線は断続的に渋滞しており、ライダーさんが何人も巻き込まれていた。
角島、人気なんだなぁ。
しかし、この海沿いルートは角島だけでなく、萩方面へと抜ける道でもあるのだ。
一車線だし、混むよね・・・。
幸いに、下関方面はガラガラで、スイスイと走ることができた。
途中でバイクを停めて水分補給の休憩。
毘沙ノ鼻という本州最西端の地を目指して、途中で右折する。
・・・が、あれ?
なんか違う?
いい感じの集落を抜け、不安になりバイクを停めて確認。
一応合っているみたい。
・・・が、いよいよおかしい。行き止まり?
きれいな海の漁港へ来てしまう。
どうも曲がる所が早かったみたい。
もう一度戻り、軌道修正。
毘沙ノ鼻の看板が見えてホッとする。
・・・が、本当にバイクで行ける場所なのか?
下調べしていなかった。
くねくねとした山道を抜け,
何とか、毘沙ノ鼻駐車場へ。
舗装されていてホッとした。
坂もないし(笑)
とりあえず、駐車場にバイクを停めて歩き出す。
毘沙ノ鼻は、駐車場から少し歩いたところにあった。
ウッドデッキに登ると、海がぐるりと見渡せた。
本州最西端!!
スケールの大きさとここまできた自分に感激。
三脚で写真を撮っていると、1人の男性が、写真撮ってもらえませんか?と話しかけてきた。
一人旅のようだ。
何枚か撮って、自分も撮っていただいた。
思ってたよりも人がいてびっくり。
端っこ好きな人っているんだね。
竹居岬に比べてちゃんと駐車場もあるし、(笑)観光地と言ったおもむき。
朝から走って少しくたびれたので駐車場の木陰で休んでいると、1人の男性が話しかけてきた。
あのー、そのサポートライダーって言うのはどういう意味なんですか?
え?
サポートライダー?
あっ!!そうだ
私、にっぽん応援ツーリングのビブスを着ていた。(笑)
そこにはSUPPORT RIDER
や、GANBAROU NIPPON
などとさりげなく書いてあるのだ。(笑)
そこに質問されるとは思わず、一瞬何のサポートなんだっけ?と(笑)
まずはにっぽん応援ツーリングの説明を始め、16極点巡りのこと、SSTRの事などを話していた。
実はその人は、その日は車で来ていたが、普段はライダーでもあったのだ。
その方は極点好きな事もありにっぽん応援ツーリングに興味を示して下さった。車で待ってるというお連れの方(女性)ともいつかフェリーで東京方面へツーリングをしてみたいとの事で、興味を持ち、横須賀〜新門司港の航路の話や、その他のフェリーの話などもした。
にっぽん応援ツーリングのビブスを着ているだけで話しかけられるとは驚きだったし、初めてだった。
さらにペットボトルのお茶までいただき、逆に応援されて、こちらもこれから角島方面へ行くという彼に、渋滞情報を授けてお別れ。(笑)
大阪の人だそう。
埼玉と大阪のライダーが山口県の本州最西端で会話を交わす。
にっぽん応援ツーリングやSSTRの事を紹介して、逆に応援される。
そんな面白い事が、普通に起きていた。
その人と入れ違いに、にっぽん応援ツーリングのゼッケンを付けたバイクが一台来て、写真を撮っていたので少し話す。
彼は四国方面を回ってから来たという。
なかなか出会わないにっぽん応援ツーリングライダーと、やっと出会えた。
(角島の帰りに2人すれ違ってはいた!!)
日本中を、ゼッケン付けたライダーが走っている事だろう。
何だかとても思い出に残る毘沙ノ鼻だった。
さて、この後下関へ戻り赤間神宮へ向かう。
道の向かい側に駐車場があるようだったので、停めやすいように、神社の北側を通過して、海沿いの道へ出た。
赤間神宮は竜宮城みたいな所だった。
御朱印と平家物語朱印というのをもらった。
平家物語の舞台となる寺社を巡り印をもらうと、有料で扇に仕立ててくれるのだとか。
すごく素敵
でも、厳島神社や屋島寺が既に行ってしまったので、知っていればー( ;∀;)と悔やまれた。
また行けばいいかな。(笑)
また行く理由ができた。^ - ^
今回の旅の目的の一つに、平家物語のゆかりの地を巡るというのがあった。
屋島では佐藤兄弟の継信が命を落とし、義経が海に矢を落として拾ったという話があった。
そしてここ下関の関門海峡(壇ノ浦)では追い詰められた源平の最後の戦いがあり、安徳天皇や大勢の平氏が海に沈んで行ったという。
ここ赤間神宮には平家の人々の塚があった。
御朱印を頼んで宝物の展示を見学し、塚に手を合わせ、芳一塚もお参り。
この日はイベントが行われており、太鼓の演奏などを赤間神宮の少し先の広場でしていたので見に行った。
もう終わりに近くて、少しだけ見て、鶏肉の揚げ物を買ってバイクに戻る。
大河ドラマ鎌倉殿の13人では、ちょうど次回が壇ノ浦の戦いという事もあり、なんだか盛り上がっていた。
地元の観光協会の方とお話ししたりパンフレットを色々といただいた。
唐揚げのお店ではお店の女性がハーレーのライダーさんだそうで、これから埼玉へ帰るからフェリーで食べると言うと、オマケしてくれた(笑)
源平合戦の像がある公園も気になったけど、そろそろタイムリミットが迫っていた。
この後、橋を渡り和布刈神社へ行かなくてはならない。
暗くなる前に行きたかった。
知らない場所では明るいうちに行動するのが鉄則だからだ。
安全にツーリングを終えたかった。
有料道路を使い関門橋を渡り、和布刈神社を目指す。
門司港方面へ向かい、右折する。
大きな公園近くの道の左手に和布刈神社があった。
駐車場は、砂利。
仕方がないのでドキドキしながらも進む。
すぐ目の前に関門海峡、すぐ頭上には関門大橋
すごいシチュエーション。
海の流れは速く、ここは海上の難所だというのも頷けた。
ここで多くの平家の人が命を落としたんだ・・・。
思わず手を合わせた。
そんな場所にある神社
鎮魂の祈りやさまざまな祈りが寄せられるのに相応しく、シンプルで質素で、さりげない祈りの場所だった。
最後にここを訪れる事ができて嬉しかった。
にっぽん応援ツーリングが無ければ、知る事もなく、来ることもなかったかもしれない和布刈神社。
とても素敵な場所を教えていただきありがとうございました^ - ^
また、このにっぽん応援ツーリングを企画運営して下さっている皆さんに感謝していた。
にっぽん応援ツーリングって、にっぽんを応援しているようで、実は逆に応援されたり、心に響く場所とたくさん出会えて、本当に感動だ。
最後に記念写真を撮って、和布刈神社を後にした。
新門司港は、和布刈神社からは割と分かりやすく、道はシンプルだった。
夜11時発なので夜9時半までに着けばよかったが、日が暮れるまでには着きたかった。
フェリー乗り場へ着くと、まだ殆どの人は来ておらず、先に来ていた人も、あまりにも時間があるのでスーパー銭湯のお風呂に入りに行くという。
誘われたが、(笑)
何かあったら(事故とか)ヤバいので、丁寧にお断りして、そのままチェックイン。
バイクを停める場所に誘導されると、何とまだ1人も来ておらず、1番だった。(笑)
はりきりすぎ?
夕陽が沈み、刻々と空の色が変化していくのがとても美しくて、しばらく写真撮影会(笑)
前日の土砂降りの中、ほとんどのライダーはカッパがなく、ずぶ濡れで乗船した事などを聞いた。
昨日じゃなくて、本当に良かった・・・(^◇^;)
昨日は雷も落ちまくり、ヤバかったのだ。
荷物が重たいから、本当に豪雨の中だとバイクは危険なのだ。
その後、続々とライダーがやってきて、ロビーへ移動して唐揚げなどを食べ、天ぷらそばなども食べた。
また、気づけば揚げ物ばかり食べている。
何だか疲れているとついつい選んでしまうようだ。
しかし、後で辛くなる(笑)
乗船のアナウンスでバイクに戻り、いよいよ乗船だ!!
ちゃんと乗れるかな?(^◇^;)
続く