にっぽん応援ツーリング2022レポート⑵四国最北端竹居岬〜屋島スカイウェイ〜屋島寺〜瀬戸大橋〜鞆の浦〜尾道の宿 [ツーリング]
4月30日 快晴
屋島ロイヤルホテルにて持参したコーヒー豆でコーヒーを淹れ、買っておいたパンとジュースで簡単な朝食を済ませた。
荷物を積載した後、部屋に戻り革パンを履く。
【今日の予定】
竹居岬→屋島スカイウェイ→屋島寺→高速→瀬戸大橋(食事休憩)→鞆の浦→宿(温泉)
まずは屋島ロイヤルホテル前のR11を左に出て、牟礼交差点でr155へ左折する。
牟礼町王墓交差点(すごく気になる名前!!(笑))を右折して、ローカル鉄道の踏切を渡り、そのまま道なりに進む。
途中不安になり、スマホで位置確認。
2階から顔を出していた黒い犬にずっと吠えられる(笑)
石材業が盛んなのか、あちこちに石屋さんがあった。
程なくして、漁港が見えてきて、テンションが上がる。
やっぱり晴れのツーリングって最高(≧∀≦)
それにしても昨日の雨風は怖かった・・・
信号を左折して、何だか不安になり、もう一度路肩に停めて確認。合ってそう(笑)
そこからは、思わずおおー!!って言うくらいの瀬戸内海の絶景が時折目の前に現れては消えた。
くねくねとアップダウンもあり楽しい道で、早朝なのでほぼ貸し切り(≧∀≦)
・・・と、いきなり竹居岬の看板がある坂が。
え?
この坂、く、下るのぉ?
丸い輪っかの模様のコンクリートの坂
少し下ってみたら、いきなり角度が急になり、先が見えなくなり、息をのむ。
坂の角度にびっくりして心臓が止まるかと思い、冷静になって、少しずつブレーキを緩め、ようやく坂の先が見えた所でやっとブレーキをリリースした。
最初の極点の入口が、コレとは・・・なんだか不安になった(笑)
無事に坂を降り切ると、そこには誰もおらず、ただ煌めく海と石碑(とトイレ)が出迎えてくれた。
降りたはいいが、果たして私はこの坂登れるんだろうか・・・(^◇^;)
帰りに坂で倒れる姿を想像し、ぞっとしたが、慌ててそのイマジネーションを打ち消した。(笑)
だってあんな坂で倒したら起こせる筈ない。
気分を変えて(笑)、記念撮影♪(´∀`*)
・・・と、岬の奥にお寺があるようだった。
【竹居観音寺奥ノ院】
軽い気持ちで行ってみると、す、ご、く、素敵なお寺だった。神社みたいだけど?(≧∀≦)
小さな橋を渡ると、海に突き出した岩の上にミニ鳥居があったり、お寺全体が岩場であり、海に面している。
なんなんだ、この絶景はーーーーー*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
昔から信仰されてきたと思われる、古さと歴史を感じる。
自然の一部ともなっているこんなお寺(神社?)があったなんて。
吹き渡る風と、透き通る海、浮かぶ島々、そして、遠くに見える私のダブル。
最初の極点スポットが、こんなに素敵すぎるなんて。
これから行く先々は、いったいどんな素敵な所なんだろう。
既に感動で胸がいっぱいになっていた。
おみくじを引いてみたりして、、
第三十四番
かき曇る 空さえ 晴れて
さしのぼる 日かげ のどけき 我がこゝろ かな
こゝろを素直にし身もちを正しくすればますます運よろしく何事も思うままになるでしょう
欲をはなれて人のためつくしなさい
大吉
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*大吉!!
最高の気分で、碧い海を眺めた。
欲をはなれて人のために尽くす・・・
なかなかできない事だけど、
でも、できたら素敵だなあ。
なんて思いながらバイクに戻った。
再び写真を撮っていた時の事。
あっ!!
スマホを落としてしまった。
しかも,画面が思いっきりでこぼこのアスファルトに叩きつけられ・・・
貼っていた保護ガラスが割れてバキバキに。
何とかボタンを押せなくはないけど、気をつけないと手にガラスが刺さって痛い・・・
(´;ω;`)ショボン
ショックすぎて、竹居岬のシステム登録を忘れた事に後で気づく・・・
(;▽;)チーン
大吉だったよね(笑)
気を取り直し、激坂を気合いで登り切り、無事に脱出成功。(´∀`*)ホッ
とても忘れられない思い出のファースト極点となった(笑)
さて、また元のR11へと戻り,前日に行った屋島神社の前を通過して上へと登って行くと、屋島スカイウェイである。
さっき走ってたあたりを見下ろす高台にさしかかり、バイクを停めた。
源平合戦の舞台となった屋島。今では島ではなく、地続きとなっている。
夜とか怖そう(≧∀≦)
なんて思いつつ、先へと進む。
瀬戸内海を見下ろしながらどんどん上へと登って行く。
頂上付近に駐車場があり、そこへバイクを停めて屋島寺へ徒歩で参拝する。
思ったよりも明るく広々としたお寺で、観光客も大勢来ていた。
四国八十八ヶ所の最初の御朱印をもらうため御朱印帳を購入した。
また四国に来る時があるだろうから、その時の楽しみに。
宝物館には古くから守られているすごいものがさりげなく飾られていた。
源氏の白い旗とか。
歴史に思いを馳せてみた。
お寺を出ると、展望台があるとのことで行ってみた。
ワオ!!
瀬戸内海、瀬戸大橋、高松方面が一望できる絶景スポットだった。
これからあそこを走るんだな・・・(≧∀≦)
あまりのんびりしていると、明るいうちに宿に着けないかもしれない。
そう思ってバイクへと戻る。
途中の土産店でオリーブオイルや子持ち昆布、那須与一の絵葉書などを買った。
屋島スカイウェイは日本百名道の一つで、天気の良い日に走れて良かった^ - ^
R11へ再び戻り,高速を目指して左折する。街中の交通量は結構多かった。
高速に乗ると、出口に札所何番と書いてあり、これは四国ならではだなぁ〜って思ってしまった。^ - ^
最近は車で回る人も大勢いるみたい。私はバイクかなぁ。でも山は怖いなぁ。坂とか。(さっきの坂でかなりトラウマに(笑))
瀬戸大橋方面へと進むと、絶景なのだが,風が強くて怖かった。屋島の方を見てみたがよくわからなかった。
さよなら四国。また来るからね。
途中の与島パーキングに入った。
バイクがいっぱいで、40台くらいはいたと思う。
ゼッケンを貼っているバイクは無かった。
ランチを食べようとふと見ると讃岐うどんのお店が!!
めちゃくちゃうれしい(≧∀≦)
昨夜のスーパーで買った讃岐うどんでは納得できず・・・(笑)
本物を食べたかった。
釜玉うどん(熱い麺)
にする。
トッピングもとり天とちくわ天、そしてレモン。
後でかなり、後悔するくらいにすごいボリュームだった(笑)
でも念願叶って、良かったー^ - ^ レモンがとてもおいしくて、
瀬戸内海のレモンは本物だと思った。
疲労回復にも効果があるレモンを齧って食べた。
大満足で展望台へ。
橋は絶景だけど、風が強くて怖い・・・。
最近風がとても苦手で、トラウマだ。
さて、先へと急ごう。
この後、橋を渡り切り、山陽道へと入り、福山東インターで降りて鞆の浦を目指す。
山陽道はとても山深かった。
インターを出て左へ。
鞆の浦方面の表示が常にあり、不安なく走れたが、途中まで市街地でとても混んでいた。
橋を渡りr22に入ると車はグッと少なくなる。
だんだんと港町の雰囲気が出てくる。
事前に調べていた駐車場へは停めずに、道路沿いに駐輪スペースのある場所があり、バイクがたくさん停まっていたので横に停めた。
そこからは少し遠かったけど、目的地の福山市鞆の浦歴史民俗資料館へ辿り着いた。
目の前の駐車場は二輪駐車不可だったので、ここまで来なくてよかった(≧∀≦)と、
心から思った。(笑)
鞆の浦は波があまりなく、昔から大きな船が寄る港として栄えた街。
キーン先生がお気に入りの場所だと言うので来てみたかった。^ - ^
昔ながらの港の風景や常夜灯が残っていて、タイムスリップしたような気分。
お琴の春の海(よくお正月に流れるやつ)を作った方もここの出身だとかで,2階が展示スペースになっていた。
常夜灯の近くのカフェはとても繁盛していて時間がかかるようだったので、少し戻って空いているお店に入る。
とても可愛らしいレモンフロートをいただき、クエン酸で疲労回復。瀬戸内海のレモンのおいしさにすっかりハマってしまった私。
後は下道で宿まで行くだけだ。
ここで、動画撮影用のマイクロSDカードをコンビニで購入。一枚2千円。
狭くて細い道を通って、地図で見ると斜め左上の場所が広島県尾道市。
宿はそこだった。
下道は車もたくさんいて流れており,r47を快調に走った。
やっぱり高速より楽しい(≧∀≦)
しばらく走ると、高速の西藤インター下を通過して,r54に出る。
少し走り目的の旅館 浦島に到着した(≧∀≦)
日帰りの客もいるのかとても賑わっていた。
エレベーター無しの二階の部屋だった。広々としていて、きれいな部屋だった。
早速温泉に入って、食堂でカキフライ定食を食べた。何げなく頼んだのだが、とても大きなカキフライで、おいしくてびっくり。
こっちの方はレモンだけじゃなくて牡蠣も本場のおいしさだった。
バキバキになった強化ガラスをはずすと、幸いに画面は無事!!
貼っといて良かった!!
さて、明日は念願のしまなみ海道を走って、大三島へ。義経の甲冑もあると言う大山祇神社へ行くのがとても楽しみだった。
続く