SSTR2022レポート(3)風穴の里〜小矢部川SA [ツーリング]
道の駅風穴の里で山賊焼そばを食べた後、出発しようとしていた時、
全国の道の駅の本を手に話しかけて来た男性が。
車で千里浜方面から帰ってきたという静岡のおじさま。
お話してみると,なんと,元はバイク乗りで、数年前までは何度かSSTRにも参加していた方だそう。
昨年の事故をきっかけに足を悪くされ、踏ん張ることが難しくなりバイクには乗れなくなってしまったとのことで、ライダーを見るとうらやましいとおっしゃっていた。
ここの道の駅には温泉があるよ、とか、情報もたくさん教えていただいて、時間を心配してくださるSSTR経験者の方とお別れして出発です。
SSTRのゼッケンは人を繋ぐ魔法のステッカーですね^ - ^
話しているうちにまた雨が降り出してきました。
この先の道は薄暗くて細いトンネルが多くて、結構緊張する道です。
上高地への分岐となる急な坂のきつい中の湯の左カーブを曲がり、安房トンネルを通って,トンネルを抜けてから左(高山方面)へ進むと、平湯キャンプ場のあたりで桜が咲いていて、びっくり。
ものすごく寒い場所なんでしょうね。
気温は11℃くらいでした。
(今日、朝9時前の気温見たら、7℃だった)
この辺りはこのルートの中で一番寒い所です。
前回も、帰りのルートでしたが10月の早朝で0℃とか
時期によっては凍結などにも注意が必要〜(^◇^;)
ちなみに安房峠は通行止めでした。
安房トンネル〜平湯トンネル間の景色も素晴らしくて、大好きな道です。
新緑が萌えて、淡い黄緑の山や、残雪の山が目に飛び込んできます。
こう言う風景の中を走る時、バイクって最高だとつくづく思います。
思わず、「絶景や〜(^O^)」←なぜか関西弁
気温は低いけど、ジャケットの中にダウンも着て、カッパも着ているのでちょうど良かった。
メッシュジャケットだったら、かなり危険な寒さ。
雨の日のトンネルはありがたくて、暖かい^ - ^
(ただ、食後は眠くなる)
平湯トンネルを抜け,絶景の里山を快走^ - ^
信号があまりなく、ひたすらコーナーと、里山と、絶景と、またコーナー。
走りがいのある道で、ほぼ高速のルートの中でも1番の楽しい区間。やっぱり下道はいい!!
(でも全部は大変そう・・・下道オンリーの人もいるみたい。)
市街地まで来ると、ほっとしたような、残念なような感じ^ - ^
所々工事で車線規制があったのですが、昨年よりは改善されていたみたい。
いつも走りながらお店をチェックして、今度はここに行ってみたいな♪とか、考えながら走る。
そのまま直進していくと、路肩に泥だらけのバイクが停まっており、パトカーなども停まっていて、事故っぽい様子。
ライダーの無事を祈りつつ、眠けが襲う魔の時間でもあり、気を引き締め走った。
突き当たりを左折して高山インターを目指す。
突き当たりを右折してすぐのガソリンスタンドで給油して、参加者に配布されていたお試しのガソリン添加剤を注入。
お手洗いを借りて、ダウンを脱ぐ。
暖かいと眠くなって危ないので、これからトンネルが続くため、用心して脱いだ。
以前暖かくしすぎて、眠たくなって怖い思いをした経験から(^◇^;)特に今日は眠くなる可能性が大!
ガソリンスタンドにSSTR参加者が続々と入って来た。夫婦連れっぽい、ダブル乗りの女性に会釈をして、出発する。
ダブルの女性に偶然会うことは滅多にないので、これもSSTRのご縁かな^ - ^
セルフのガソリンスタンドでは車がバックして来て怖かった(^◇^;)
なんとか高速に乗るとまた雨が強まって来た。
今日はひたすら雨に打たれて修行っぽいSSTR。
あれ?今日だけじゃない気も・・・(笑)
カッパのシールテープを貼りなおしておいたのがかなり効果的で、本当にやっておいて良かったと心から思った。
16:02 飛騨白川PA
トイレと自販機のみのPA。クマ出没注意の貼り紙があって怖くなる( ; ; )
ここで、双葉SAで買っていたパンを食べて、生き返る。
やっぱり買っておいて良かったー^ - ^
(いつも双葉SAのパンで生き返る私)
ハーレーのタンデムカップルさんが来て、他にも数人が来て、皆SSTRの人。
皆さん「寒い!」と口々に言っていた。
とにかく眠気が来ないように、と、疲労回復にリアルゴールドを飲んだ。効くのかな?
だんだんと身体は疲れて来て、気力で乗り切る感じだった。
でも後少し。
徐々に田園風景となり、黒光りする屋根瓦の民家が点在し、麦なのか金色の穂が一面に広がり美しかった。これってまさに金麦?
こう言う風景って大好き♪
小矢部砺波ジャンクションを金沢方面へ。
17:04 小矢部川SA
雨が止み、バイクが50台ほどいた。
疲労がMAXとなり、お店に入るのも面倒になり、荷物に突っ伏して立ったまま5分だけ眠る。
ツーリング中に疲れた時、お仕事でも時々、限界を感じた時にいつも5分だけ眠る。
こうすることで、かなり疲労回復を感じる。
これをすればいつも元気になれる♪
5分後
スマホのタイマーで目が覚めると、体が軽くなっていた。
ヨシ!
次の道の駅はもうゴール目前の道の駅高松だ。
この時、まさかあのような風景が待っているとは、想像もしていなかった。
続く