SSTR2021(4)いよいよ千里浜へ! [ツーリング]
続きです。
道の駅井波を出発するところからです。
トイレ休憩とスタンプ押しの後、本当は色々見学したかったけど時間がなくて
コーヒーを飲んで慌ただしく出発する。
実は当初は高瀬神社という所にも寄ろうと思っていた。
これもおあずけー(T . T)
それにしてものんびりしているライダーさん達、大丈夫?
逆に心配してしまったほどだ。
道の駅井波から東へと向かい、国道に出て北(左)へ。
後は道なりで高速の砺波インターだ。
信号の側に獅子の子落としという大きな木彫作品があり、
さすが木彫の街!と、感動する。
これは翌日再び戻って立ち寄った井波彫刻総合会館にもミニチュアがあり、
瑞泉寺にある木彫作品なのだとか。
これは、本物を見に行かなくては!(と、思って、またおあずけに・・・)
砺波インターからは二車線の高速道路でホッとする。
後ろを気にしなくていいからネ(*'▽')
案の定、SSTRライダーさんたちが追い越し車線をバビューン
さっきの人達だ(笑)
だんだんと、前に後ろに、SSTRライダーが走っている状態になり、
安心する。
金沢森本インターからのと里山海道方面へと向かい、
結構急なカーブを曲がるとそこに灰色の大海原が広がり、静かに打ち寄せていた。
毎回、この瞬間に泣きそうになり、その後走りながら泣く。(笑)
今回は雨の予報であったにもかかわらず、まだ雨が降っていなかった。
あめ、ふってない・・・
雨・・・降ってないよー!!( ;∀;)
と、呟いて泣いていた(笑)
この後、スゴい降られるとも知らずに・・・
のと里山海道道沿いにある道の駅高松で最後の道の駅ポイントを登録。
スタンプを押す暇はないので割愛する。
ここにもたくさんのライダーさんがいて、心配になる。
みんな、大丈夫!?急がなくて・・・
人の事まで心配になってしまうくらい、やっぱりゴールには間に合いたい。
再びのと里山海道を走っていると、追い越し車線を走るツアラーの男性ライダーさんが
追い抜きざまに左手を大きく突き出してグッドサインを出してきた。
もしかして、この後ろに貼ってる「SSTR」に対するリアクションか!?
初めてのグッドサインにかなり嬉しくて、ニヤけながら走っていた。(笑)
今浜インターで降りて、信号を左折、さらに左折、次を右折すると千里浜だ!!
いったん路肩に停めているライダーがたくさんいて、どうしたのかな?って思いながらも
砂浜に進入!!
・・・とその瞬間にポツポツと雨が。
すごいタイミング!!
大勢のライダーが砂浜にバイクを停めて写真を撮っていた。
隙間を見つけてバイクを停め、サイドスタンドを出そうとしてスタンドの下に敷くプレートをカバンに入れていたことに気づいた。
やっちゃった!
でも、一瞬ならいける?
一瞬だけ、思い切ってサイドスタンドを砂の上に出し、バイクを体で支えつつ、
カバンの中の上の方に入れておいたプレートを速攻で差し込む。
できた!(๑˃̵ᴗ˂̵)
いやー、かなりやばかったです(笑)
スマホでSSTRシステムにログインしてゴール登録をすると、
16:52
ゴール到着お疲れ様でした
完走条件:達成
完走おめでとうございます!
と表示されてじーんときた(笑)
(去年は非公式出走だったのでシステム利用はなかったので)
各道の駅やパーキングなどでポイントを集めて10ポイントを取得して
日没までに千里浜でゴール登録ができた喜びに浸り、
喜びの写真を何枚か撮ったあたりで雨が本降りになりつつあった。
大慌てでサイドバッグからレインウェアを出して着込む。
ゴム手袋ももちろん装着
ゴールゲートはここから8キロもあるのだが、
これがまた修行のような状況
急に風が強くなり、ハンドルを取られないようにするが、
下の砂の轍が時折深く、タイヤを取られそうになり・・・
シールドをしてしまうと轍が見えなくなり、開けていると氷のように冷たい雨が
9mの風に乗って目に突き刺さってくる。
だから、すごく細く薄目を開けながら顔面ビチョ濡れで必死でした。
でも去年はさらに、雨+誰もいなくて真っ暗な砂浜を走らなければならなかったので
去年に比べれば、仲間がいるだけで心強い!去年よりはまだ明るいし!
と、自分を励ます。(笑)
すると、2人ほど前を走っていた1400CCくらいの大きなバイクが突然ルートから外れたと思ったら
ゆっくりと砂浜に倒れて行きました。
わー!!
大変!!
でも自分もスタンドのプレートをカバンにしまっちゃってバイクを停められない。
どうしよう!
困っていたら、4人くらいの人がすぐに駆け寄り起こしてあげていた。
続く