信州上田で秋を感じるツーリング(2)ソロツー編★霊泉寺温泉 [ツーリング]
つづきです♪
チェックインしてすぐ浴衣に着替えてお風呂へ。
浴衣って、本当に温泉にピッタリの衣服で、汗をかいてもすぐに乾くし、涼しくて温泉には欠かせないアイテム。すぐ脱げて便利だしー(≧∀≦)
こぢんまりとした方のお湯に入ります。
ボディソープでしっかり体を洗って、、お湯に入ると・・・
なにこれー!!(≧∀≦)
すごくすべすべとして、ちょうどいいお湯加減!!
ヤバいー(≧∀≦)
感動して大きな方のお湯にも入ろうかと思ったけど、男性のライダーさんが到着した様だったので、遠慮しておきました。
いずれも、女湯男湯の札を表示して施錠して貸切で入れるようでした。
この日のお客様は私の他にカップルの方と、男性ライダーさんの4人だそうです。
お母さんに缶ビールありますか?と聞くと、エビスを出してくれました!(≧∀≦)エビス1番好きなビール♪(*´∀`*)嬉しい
お部屋でのんびりエビスを飲みながら、この日のツーリング写真を見てニヤニヤしたり、司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んだりしてのんびり過ごせました。
ご飯ですよーとお声がけ下さり下へ降りていくと、急なお願いにもかかわらず、素敵な夕食が、、、
天ぷらや鮎?の塩焼き、サーモンのサラダ、かぶのすまし汁、などなど、愛情たっぷりのお母さんのお料理がどれもおいしくって、感動してしまいました。
ご飯のお櫃を開けると、香りの良いキノコが。
もしかして、これって・・・
・・・まつたけ?
食べてみると、とても香りが良くって、信州上田の秋を感じました。
お母さんに聞くと、松茸が手に入ったので松茸ご飯にしたのよ、とのこと。(サラリと)
感激して作りかたを教わったりして、お料理まで教わってしまいました(≧∀≦)
お母さんのお料理、癒されましたー。
日本酒もつけてもらいましたが、地元のきくさかりというお酒だそうです。少し甘めの醸造酒でした。
それにしてもちゃんと松茸食べたのは生まれて初めてだったので、感動しました。
上田は松茸の産地なのだそうです。そういえば、海野宿でもとれたての松茸を売ってました!
上田から来る途中にきのこのお店があったけと、松茸料理の店や直売所もあるそうです。確かにとても賑わってました。
今年は松茸が豊作なのだとか。
食後はテレビを見て、ゆっくりして、二杯もご飯を食べてとても苦しくて(笑)しばらくは消化活動に励みました。
暑さのせいで自然界のカメムシが大発生したようで、お部屋にも時々入って来ちゃって、何度もカメムシくんに退室してもらったり(笑)←おかげでカメムシ慣れしました。
気づいたら娘からメールが。
「ママ、はやくかえってきてね。」
慌ててメールで返事
「はーい(^o^)」
夜はふかふかのお布団でよく眠れました。
朝は大きな方のお湯に入り、小さい方も入ってから、浴衣のまま七時から開いている公共温泉へ行きました。
↑裏手の霊泉寺川
公共の浴場は無料券がお宿にあり、無料でした。
先客の痩せたお婆ちゃんがいて、またまたどこから来たの?と優しく話しかけてくれました。
おばあちゃんは、ここから15分くらいのところに住んでいて、休みの日は朝一でここに来るのが楽しみなんだそうです。笑顔が素敵なおばあちゃん。農家さんなのかな?
またカッコいいおばあちゃんに出会ってしまった。
おばあちゃんになってもひとりで頑張っている笑顔の素敵な女性にツーリング先で出会う事が多くて、とても元気や勇気をもらいます。
私も、おばあちゃんになってもがんばろー!って思える。
旅をしなければ出会うことのなかった方々。
旅とは、本当に素敵だなと思う。
そして、山間の小さな温泉や公共温泉に行くたびに、親切にしてもらったり、出会いがあったりして、感激してしまう。
特に感じるのはやっぱりひとり旅の時だと思う。
一人だと話しかけられることがてきめんに増えるのだ。
ひとり旅の良いところは旅先での出会いや会話だなぁと改めて感じた。
お風呂あがりに川沿いに散歩しながら宿に戻ってみる。
栗のいがが落ちてたり、すすきが揺れて、もう秋なんだなぁ。と少し寂しいような気持ちになる。
インスタグラムにリンクしています↓(動画)
秋は大好きな季節だけど、冬になるとバイクに乗れなくなっちゃうからその季節が近づいてきているのを感じると少し寂しくなる。
この辺りの冬は厳しいだろうなぁ。
赤い橋を歩いて渡り、霊泉寺を少し散策して宿に戻ると朝食ができていた。
朝食は焼き鮭やお漬物、サラダや茄子とピーマンの味噌炒めなど。
とってもおいしくて、おひつに入っていた二杯分のご飯をペロリ。
茄子とピーマンの味噌炒めがあんまりおいしくて、作り方を教わった。(笑)
心のこもったお料理をいただいていると、ここが森のイスキアのように思えてくる。お母さんの雰囲気も佐藤初女さんのように優しかった。
私には癒しが必要だったんだ・・・。
今回のツーリングに来て、心が癒されていくのを感じていた。
この日は上田の真田氏歴史館などに行こうと思っていた。
食後のコーヒーを飲み、バイクウェアに着替えてチェックアウトをした。
ちょうど同じ時に男性ライダーさんも出発で、駐車場で会釈し別れた。私は土の駐車場からなんとか無事に出発!!(≧∀≦)台風一過で東京も30℃越えが予想され、上田も相当暑くなるようだ。風景は秋なのに、気温は夏。変なのー
国道に出るまでに、細い道を行くのですが、稲が干してあったり、川の不思議なくぼみがあったり、お地蔵さまがあったりと、なかなかいい雰囲気。
稚児ケ淵の民話、怖いよー(笑)
上田に向かう国道は意外と朝から車が多くて、ツーリングライダー軍団にも何度も遭遇。時々手を振られて振り返す。ライダー同士の挨拶。これやると、「遠くに来たんだなー」と感じる。
さらに道を間違えたりして素敵な棚田の稲刈り風景を走り抜けることができた。(笑)
道を間違えて素敵な風景に出会うことは数知れず・・・(笑)
なんとかゆきむら夢工房まで戻り、農産物直売所でおみやげを買う。真田な日のスタートです!脳内BGMはもちろん真田記念日(笑)
りんごバター、こんにゃく、くるみゆべしなど。
何気なく買ったこのくるみゆべし、真田氏歴史館でも売っていましたが、
私が今までツーリングで買ってきたゆべしの中で最高においしかった!
さすがくるみの里も近くて、くるみが香ばしくて、ゆべしも厚みがあってモチモチしてました!また必ず買いたいーー!!
サイドバッグにトンボがとまってました。
さて、少しR144を戻り、最初の交差点を左へ。
道なりに進んでいくと、少しひっそりとしたあたりに真田氏歴史館がありました。
ここは真田氏の歴史を知る小さな博物館です。ワクワク♪どんなところなんだろう!?
続く