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イマドキのW800と★ビシビシ響いたタビビトのコトバ [読書]

昨日、kawasakiの会報誌「KAZE」が届きました(^^)

写真も美しくて、旅の情報もあって毎回楽しみ♪

今回の表紙はW800です(^_^)v
TS3R0800.jpg
京都を旅しているレポート♪
京都、いいなぁ~
やっぱりダブルは和が似合う!

イマドキのダブルの広告も載っていた。
TS3R08010001.jpg
エストレヤ風のカラーリング!(^.^)

だんなさんは裏表紙のニューベルシス(650のほう)が気になるみたい(^^;)
私は足つかないだろうって・・(*_*)じゃあ関係ないわ~。(笑)
TS3R0802.jpg
イケメンになったベルシスくん。


先日読んだ関野吉晴さんのグレートジャーニーに
思いがけず星野道夫さんの事が書かれていて、
懐かしさで手にとった本。

「coyote(コヨーテ)no.2」(スイッチパブリッシング・2004)

特集 星野道夫の冒険 ぼくはこのような本を読んで旅に出かけた。
TS3R0797.jpg
星野さんが暖炉の前でノートに何か書いている表紙。

私が星野道夫さんを知ったのは2002年くらい。

美しいアラスカの写真と、素朴で心に響く文章に夢中になり、
展覧会へ行ったり、著者を片っ端から読んだ。
星野さんは既に他界された後だったけれど。

映画地球交響曲(ガイアシンフォニー)なども見に行って、
より星野さんを知りたくなった。

そんな頃に創刊されたのがこの雑誌、コヨーテ。2004年創刊。
第2号が星野さんの特集だった。
もう10年経つんだなぁ。

久しぶりに読み返してみると、意外にも10年前とは違い、
自分の内面の変化を感じた。

当時は難しそうだなぁと思った本も、今では読んでみようかな?って思える。
少しずつ、星野さんの年齢に近づいているからなのかなぁ。

この雑誌の中に、心に残る言葉があったので記しておきたい。

星野道夫さんの言葉
『僕が若い人たちに伝えたいこと、それはなるべく早い時期に、
人間の一生(又は自分の一生)がいかに短いものかを感じとってほしい
ということだ。
日々を生きる中、また将来を考える時、
生と死の接点という感覚を持ち続けてほしいということだ。
それは悲しいことでも何でもない。自分の持ち時間が限られていることを
本当に理解した時、それは生きる大きなパワーに転化する可能性を秘めている。
たった一度のかけがえのない一生をどのように生きてゆくのか、
真剣に考えざるを得なくなるからである。
 そして、もう一つ、好きなことに出会ったなら、それを大切にしていってほしいと思う。
「こんなことをやってみたい、いつかこんなふうに生きてゆきたい」
-そんな漠然とした憧れを大事にしていってほしい。なぜなら、人の一生の中で、
自分の本当にやりたいことにそれほど何度も出会うことはないからだ。
こんなことを書いている自分自身も、まだこれからだと思っている。
人間と自然の関わりをテーマに、写真を撮り続けてゆきたい。
アラスカという土地から、メッセージを送り続けたい。』

(coyote 雑誌「ペンギン1993冬号」に掲載され単行本未収録のエッセイ)

もう一つ、植村直己さんの講演の中にも、心に響くメッセージが。

「南極の横断はもちろんやりたいし、最高峰にも登りたい。
いま現在42歳という年齢ですけれども、どこまで通用するか分かりませんが、
いちばんやりたいことを精一杯やればいいんじゃないか。
そのことの価値なんてことは私には分かりませんし、それは人が判断してくれるものだと、
私は思っております。
 この後どういう道を辿るのかわかりません。どこかで消えてしまうかもしれませんですけれども、
やっぱり私としては、今この年齢でいちばんやりたいことを精一杯やるべきだ、
とまあそういうふうに思っております。私は頭が悪いんですね。
学術的なことは何もできません。でも自分でやりたいと思ったことは精一杯やる。
そういうふうに生きたいと思います。」
(coyote 1983年10月3日札幌にて植村直己講演「私がやってきたこと」より)


久しぶりに開いたこの本から、久しぶりに心に響くメッセージが届いた。
星野さん、植村さん、ありがとう(#^.^#)


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コメント 4

すらいむらいだー

将来を考える事ができると言うのは、幸運な事な事かも知れません。

奥さんの末期ガンがわかった時から、亡くなるまで、家の中はそらもう、大変でした。
奥さんが亡くなり3年、ようやく落ち着き、今になって思うのは、色々描いていた将来の夢、希望が一切無くなってしまった無念、悲しみ、絶望、かと言って誰のせいでも無いわけで恨む相手もいない。。。
ま、今になって思えば、ですけどね。

もひとつ、今度は父の話で。。。
「戦争中はまさか、25歳まで生きれるとは思わなかったからなぁ・・・」
「なんでって、回り見回しても、そんなに長生きしてる奴はいなかった」
これはこれで壮絶な環境とは思うけど、なんか飄々とした父なのでした。
by すらいむらいだー (2014-10-31 23:27) 

ミキティ

おはよーです。
星野道夫さんの、
たった一度のかけがえのない人生、
好きなことに出会ったらそれを大切にして生きる
植村さんのやりたいことは精一杯やる、
どちらも響いてきた。
バイクのある人生大切にしたいね(*^_^*)
by ミキティ (2014-11-01 08:47) 

ピら手

すらいむらいだーさん
将来のことを考えられる幸せを、改めて思いました。
毎日を大切にしたいと思っています。
おかれた状況の中で、精一杯のことをする。
やりたいことを実現する。
それがどんなに贅沢な事かと気づきました。


by ピら手 (2014-11-01 13:37) 

ピら手

ミキティさん
本当にやりたいことや好きなことに出会えたっていう
喜びと、それを共有できる人とのつながり。
大切にして生きて行きたいね!


by ピら手 (2014-11-01 13:39) 

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