能登ツーリング1日目(調布IC―松本IC―飛騨古川YH)2002年5月1日 [ツーリング]
能登ツーリング
2002年5月1・2・3・4・5
1日目 調布IC―松本IC―飛騨古川YH 総距離およそ 328 km
宿泊先 飛騨古川YH 岐阜県吉城郡古川町信包180(森林公園前)
0577-75-2979 2食付 ¥4600
朝起きると、小雨が降っていた。
初めての1人旅でドキドキしていたせいかなかなか寝付けず少々寝不足気味。
雨の高速走行に不安を覚えつつ、4時に家を出発した!
高速に乗って、八ヶ岳SAで一休み。時計を見ると8時。雨はやんでいた。
おなかが減ったのでまいたけそばを食べる。マイタケの天ぷらがさくさくでおいしい!
体が冷えていたらしい。SAにはバイクの人は1人もいなくてちょっとさみしかったな
カッパを着こんでいる姿にギョッとする人が多くて恥ずかしかった・・・
一休みしたら、さて、松本をめざそう。道はGWだというのにガラガラだった。
朝早いからか・・・
雲の晴れ間から朝日が山の斜面を照らしてとてもすがすがしい!
思わず深呼吸していた。こういう瞬間がたまらない。
諏訪湖を右手に通り過ぎ、岡谷JCTを無事に通過して松本に到着。
ここで分岐間違えると違う方へ行っちゃうから気をつけていた(笑)
松本でカッパとブーツカバーを脱いでネットにはさむ。
上高地へ向かう道は一度通ったことがあって、懐かしかった
ガソリンスタンドに入ると、なんとセルフのスタンドだった。
初めてだったのでチョット緊張。無事給油して、お金を払う。払う所には店員さんがいた。
R158はマンホールのふたの所がいちいちへこんでいて、よけて走るのが大変!
1車線だから遅い車が一台いると大変だ。昼間は渋滞がすごそうな道だなあ。
絶対通りたくないな~なんて思いつつR158をひたすら走る。
途中道の駅風穴の里で休憩。相変わらずこの道の駅はつまらない。
観光バスで混雑していた。さて、いよいよ安房トンネルをめざすぞ。
松本から上高地までの道はトンネルが多い。しかも暗くて洞窟のよう。チョット不気味。
途中雨が降り出した。カッパを着こんで再び出発。ブーツカバー買っておいてよかった!
安房トンネルはなんてことのないトンネルだけど600円かかる。安房峠は通れないみたいだった。
しかもバイク屋さんのお兄さんが「あの峠はやめなさい」といっていたな。
トンネルを抜けるとひどい雨で視界が悪かった。料金所の先の分岐を右へ曲がると平湯温泉だ。
平湯の森という温泉をめざしていた。
・・・が、温泉街を通り過ぎてしまい、土砂降りのなかUターンをするはめに。
ところが。Uターンできないんです!練習不足で・・
何とか車がいないのを確認し、手で押してUターン。やれやれ。
戻ってPAのおっちゃんに聞くと少し先を右だよ~と教えてくれた。
あったあった。無事平湯の森へ到着。雨で濡れた体が悲惨すぎるけど、
温泉に入れば復活するさ!と、温泉へ。
露天風呂が8つもあって、湯の花がたくさん浮いていた。しかもお客さんはほとんどいない。
時間は11時だった。体をあたためていると雨があがり、嘘みたいに晴れてきた!
山に囲まれた温泉はとても静かでお湯の流れる音と鳥の声しかしない。
・・・最高だな~これで500円てホント?
少し熱めのお湯だったのであまり長居はせず、あがることにした。
さて、お昼にはまだ早いし、先を急ごう。と飛騨高山方面を目指す。
この平湯からの道がとてもいい道。
乗鞍の残雪が印象的だった。
R89沿いに、ガイドブックに乗っていた飛騨ラーメンのお店を発見!飛騨ラーメンを食す。
麺が細くて繊細なラーメンだった。牛串を食べながらバイクに戻るとおじさんとおばさんの
集団がバイクを取り囲んでいた!
なんだろう・・・不安になって顔を出すと「姉ちゃんのバイクかい?」といわれ「はあ」と答える。
するとおじちゃんは嬉しそうに「東京からきたんか~たいしたもんだな!」といって
「さっき風穴の里にいなかった?」といった。どうやら同じ時間に休憩していたらしい。
話してみるとこの後この観光ご一行は飛騨古川祭り会館に行くとのこと!
「私もこれからそこを目指す予定です」というとまたまた嬉しそうに
「んじゃ、まっとるからね!」と言い残して去っていった・・・
なんだか嬉しいような、嬉しくないような、不思議な気分。
飛騨古川に向かう。晴れてきたらさすがに冬用ジャケットは暑かった。
左手に田んぼ、右手には民家があり庭先には色とりどりの花が咲いている。
飛騨古川駅に案内所があって、そこのおじちゃんが親切に古川町のめぐりかたを教えてくれた。
とりあえず教わったとおり市役所の無料駐車場にバイクを放置して、町をめぐってみた。
まず、祭り会館。ここでは3Dの映像で祭りの模様を再現していて迫力があった。
そのあとNHKの連ドラ「さくら」で有名な白壁土蔵街をあるく。
しかし革パンはいて1人で歩いている私はかなり浮いていたかも。
めちゃくちゃ大きな鯉がいっぱいいた。 ドラマに出てきたろうそく屋さん
ふとしたところがとてもいい雰囲気。
古川めぐりを終えて宿泊予定の飛騨古川YHに電話を入れた。
「まだ3時ですが行ってもいいでしょうか?」
するとYHのオーナーは困ったように「できれば4時以降に・・・」と言うので
お薦めの四十八滝という所に行くことにした。
きた道を少し戻り、右に入るとそこはノンビリした農村風景が広がっていた。
行き止まりが滝になっていて、上れば上るほど色んな滝があるようだった。
さすがに1人で山奥に入るのは不安がよぎり、手前の3つくらいを見て引き返した。
それからバイクの4人組とすれ違い、すぐ近くにあった温泉に行くことにした。
YHに着くとバイクがたくさん停まっていた。みんな雨でどろんこ。
オーナーは「よくきたね。お風呂に入れるから、すぐ入ったら?」といってくれた。
すこしはにかんだ感じの人だ。とてもよくしてくれた。
飛騨古川YHは夕食がとっても美味しい!ご飯が魚沼産コシヒカリだし、おかわり自由!大満足。
勝手に冷蔵庫からビールを出して飲んだくれていた。(セルフサービスでかごにお金を入れる)
その日は4人部屋で1人はバイク、1人は電車、1人は車と、みんなそれぞれだった。
そのうちの1人が「明日は能登漁火YHにいく」といっていたのでおどろいた!私もだ。!
なんだかちょっと嬉しかった。ユースホステル初体験の日だった。
<追記>
この頃は、ツーリング用バッグもちゃんとしたものを持っていませんでした。
なんと、普通のカバンに、ゴミ袋をかぶせてネットをかけていたのです。
今思うと、笑っちゃいますね。
この時、ブーツカバーがめんどくさくてドロドロで参りました。
飛騨古川というところはいいところです。
2015年1月17日 写真が出てきたので追加しました♪
ピラちゃん、こんばんはー
なんか泣けてきた(笑)
なんでだろ?
普通のカバンに勇気が入っていたんだね。
人の優しさが嬉しいね。
by ミキティ (2015-01-17 18:08)
ミキティさん
この頃めちゃロンリーだったんだよ(笑)
バイクに乗り始めて、人の優しさや自然の美しさに感動しまくりでした。
普通のカバンにいっぱい勇気が入ってた!
ゴミ袋にもいっぱいね!(#^.^#)
by ピら手 (2015-01-17 21:11)
えー。。私なぞ、地の果て、砂漠のむこうまで行くようなツーでも、普通のカバンでツーリングしてましたよ。しかもライジャケ、革ジャンも着ず、普段着で。
なんか、それで不自由なくツーできたんで、ちゃんとしたツーリングバッグ、買った事なかったような。。。
リターンしても、サイドバッグは、普通のショルダーバッグだったしなぁ。。
by すらいむらいだー (2015-01-18 00:00)
すらいむらいだーさん
普通のでも問題ないんですけどね(^.^)
何かと便利な点もあり、専用のモノが欲しくなって
少しずつそろえて行きました。
普通のバッグで大丈夫です!(しっかり固定できれば)
私はドジなので専用のが安心です。
by ピら手 (2015-01-18 17:53)