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おくのほそ道ツーリング★2日目(1) 羽黒山で山伏と出会う [ツーリング]

だいぶ間があいちゃいましたが(^^;)

おくのほそ道ツーリング2日目です♪

羽黒山(出羽三山神社)→最上峡→ひがしねベアフットユースホステル 
2017年8月11日(金)山の日だけに・・・!?羽黒山の石段を登りました!(笑)(≧∇≦)
エアコンがなく扇風機のみの多聞館さんですが、山の麓のせいか涼しく過ごすことができました。
宿に着くなりだんなさんが「羽黒山石段マラソン」について宿の方に尋ねていてパンフレットを見せていただいていました。(笑)
(10月に行われているみたいです)
予告はしていたけど、本当に翌朝、2446段の石段を走ってきたというだんなさんにビックリ。
後でもう一回登るっていうのにね・・・(^◇^;)
朝食はシンプルな野菜のおかずや鮭などで、やっぱりさすが米どころ、お米やお味噌汁がとても美味しかった!image.jpeg
丁寧に作られたお惣菜もとてもおいしかったです。
さて、食後は荷物をまとめてバイク用の着替えだけお部屋に置かせていただいて、チェックアウトを済ませ、バイクに荷物を積んでしまうことにしました。
11時までに戻りますのでお願いします〜(≧∇≦)
と、言って身軽な服装で羽黒山の2446段の石段へと向かいます。汗用に首には手ぬぐいを。
宿坊街には芭蕉の句碑や独特の縄飾りなどがあり、羽黒山への古くからの信仰を感じさせます。
 
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鳥居をくぐると立派な門(隋神門)があり、石段は下へと続いていきます。(石段中唯一の(!)下り坂らしい)image.jpegimage.jpegimage.jpeg
門の先は急に静かになり空気が変わります。
特別天然記念物、表参道杉並木は隋神門から始まる全長約1.7km2446段の石段で、両側には樹齢350〜500年の杉並木が続いています。
ここは、神聖な場所なんだ・・・。と、いう空気感
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ライダー風の服装の男性が、少し辛そうに戻ってきましたが、まだ朝早くそれほど人は多くはありません。
すれ違う人とは、こんにちは〜。と挨拶を交わし、ちょっと登山みたい。
(ちょっとじゃなく、この後はガチで登山でした(^◇^;))
水の音がしてきて少し進むと清流(祓川)にかかる赤い橋(神橋)から小さな鳥居とその後ろ側に流れる滝(須賀の滝)が見えて、それだけでなんだか異世界のような感じです。
この滝の水は月山からひかれているのだとか。
平坦な道をその先へ少し進んだ左手に国宝五重塔が現れました。
樹齢三百〜五百年の杉に守られるように立つ木造の五重の塔。
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白い修行の装束に身を包んだ子どもを含む団体の方々が一緒に祈っているところでした。
巡礼体験かな?
頭にも白い布をかぶり、左右で結んでいます。
最後尾についていたプロっぽい人が吹く法螺貝の音・・・!!
感動のナマ法螺貝でした。
初めて本物の音を聞きました。
ここはどこ?何時代?(笑)
古くから変わらずにこうして人々は祈ってきたのかな。
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法螺貝は戦の合図でもあったようなので、色々な思いでその音色を聴きました。
さて、ここからが上りの石段です。
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1つの段が小さくて、背の高いだんなさんには少しキツそう。
でも、さっきここを駆け抜けたんだよね・・・(^◇^;)
よく転ばなかったなぁ。
汗がどんどん吹き出してきて、手ぬぐいが大活躍(≧∇≦)
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石段が急になり、かなりへばってきたあたりで茶屋に到着。
みぞれのかき氷を食べてクールダウン。
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庄内平野から海まで見渡せる絶景の休憩所♪
修行の皆さんが追いついてきて、すごく賑やか。
教祖さま(?)の掛け声に「ハイ・ハイ」と合いの手を入れていました。(そういう決まりっぽい。)
混んできたので先へと進みます。
途中に、芭蕉が訪れた際に滞在したと言う寺院跡の南谷史跡という場所があり、
苔むした地面と石がそこにはあるだけだった・・・。
ここが俳聖たちの宴の跡かぁ。
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のんびりしていたら、修行の人々に追い越されていました。
疲れて座り込んでいる人を通過して、石段が右に大きく曲がると、その先に赤い鳥居が見えました。
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ついに到着!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
手前の2つの小さな神社それぞれに般若心経を唱えている教祖さまっぽい人に、
修行の人達が並んで手を合わせていました。
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私達もその斜め後ろに並んで手を合わせ・・・
出羽三山神社は、とても立派な茅葺き屋根の朱塗りの神社でした。
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か、階段がめっちゃ急です!これって雪対策かしら・・・?
凛々しいマッチョ狛犬。
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住所と名前を心で唱えた後、家族の健康と幸せと、無事に帰れることをお祈りした後におみくじを引くと・・・
だんなさん→大吉
私→小吉
書いてあることがいちいちリアルに当たってそうでビビりました(^◇^;)
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気を引き締めて、誠実に頑張るとします・・・^_^;
さて、下りは登りに比べて楽ちんです。
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登りの辛そうな人を見ると、あとちょっと、がんばれ〜!と思ってしまいます。
五重塔の横の爺杉樹齢約一千年!
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ずっとずっと、ここにいるんだね。
思った以上に時間がかかり宿に11時過ぎに戻り、バイクの服装に着替えて出発です。
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駐車場の入口が砂利だったので、だんなさんにバイクを移動してもらいました。
悔しいけど・・・(⌒-⌒; )
ちょっと砂利深くて無理でした。
この時、バイクに乗り続けるには足腰を鍛えなくては!と、実感しました。
毎日歳の数だけスクワット必要かな・・・?
でも、ホント、バイクって降りて押す時は重たいので、取り回しには足腰の筋力って必要です。
この後、宿坊街を抜けて前日に通れなかった大鳥居に立ち寄る事にしました。
赤い大きな鳥居が道(r47)を跨いでいて、その向こうには青空と緑鮮やかな田んぼが広がっていました。
鳥居をぬけると現実の世界に戻って来たような不思議な感覚でした。
鳥居の向こうの世界は祈りに満ちた世界でした。
こんな場所が日本にあったんだね・・・。
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w800の調子は上々です♪
おとなしめのサウンドにも慣れてきたし、ギアの癖もだんだん分かってきました。
さて、この日の予定はこの後最上川沿いにR47を東へと走り、途中r30を南下して大石田あたりに出て最終的に東根にあるユースホステルを目指します。
翌日の天気が悪そうなので、時間と体力があれば山寺(立石寺)も参拝しようか・・・と。
でも1日に2つも石段のお寺は大変だよね〜(^◇^;)
立石寺は1000段だけど段が大きいらしいし・・・。
とりあえず行けるところまで行こう!
と、大鳥居を後にして、r115庄内平野を北上して突っ切り、左折してr46に出て再び最上川の赤い橋最上川橋を渡りr381を右折します。
右手には最上川沿いの一面の田んぼの奥に発電の(?)白い風車が一列に並んで周り、なかなか見られない絶景です。
写真を撮りたかったけど、だんなさんがどんどん走って行くので必死で心に焼き付けました。(笑)
今でも、ハッキリと思い浮かべることができるのはしっかりと焼き付けられたからかもしれません。
写真を撮ることや構図などに気を取られて、肝心の心に焼き付けられていないと言うこと、多いかもしれないなぁ・・・と反省。
そう考えると、しっかりと景色を心に焼きつけるのは一生の宝物であり、財産ですね。
高速道路でも目を見開くような絶景にたくさん出会いました。
続く
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コメント 2

すらいむらいだー

だんなさん、修験者になっても十分イケそうですな。

樹齢300年の杉。。。芭蕉が来た頃に植えたって事ですね。
なんか、長いんだか短いんだかわからない位に悠久感が漂ってますねぇ。

バイク、重くてもうダメだ、になったら娘さんに譲り、自分はまた、エストレアに戻る、てのはどうでしょ?
バイク人生の最初と最後がエストレア。。。サインはK!
by すらいむらいだー (2017-08-29 21:37) 

ピら手

すらいむさん
そうなんです。ただただ、樹齢300年以上の杉に囲まれた苔むした石段が続く風景が圧巻です。
人生に迷ったら、修行に行きたくなるかも・・・(笑)
バイク、重たくてもうダメだ、って言う日が来ないように、
できればマフラーを軽いのに変えたいです(^_^;)
エストレアはいいバイクです。でも峠は大変かも・・・。


by ピら手 (2017-08-29 22:40) 

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