戸井十月「越境記」を読む [バイクに関する本]
戸井十月さんの「越境記」(1999年 ビー・アール・サーカス)読み終わりました。
五大陸走破行の始まり、1大陸目「北米」・2大陸目「オーストラリア」大陸編です。
3大陸目のアフリカ走破行の本と出会ってから、
戸井さんの走破行の本を知り、
4南米・5ユーラシアと続けて読み、
順序が逆になりましたが、ようやく全ての5大陸走破行の記録を読み終わりました(^^)
戸井さんが走りながら回想していた、匂いや風景が記録されていました。
写真が、若くて。
戸井さん、48歳だぁ~(^。^)
46歳で、5大陸走破行を計画した時、
6年間かけて走破する予定だったそうです。
結果的には、60歳でユーラシア大陸を走破して完結したので、
14年かかったんですね。
48歳の戸井さんの文章は若くて、血気盛ん(笑)
アメリカのデニーズがまずくて、ひどい!とか、
熊がうろうろしている道を走って星野道夫さんのことを想ったり、
ブルックス山脈を背にしてダルトン・ハイウェイをただ1人走る写真
命がけの国立公園キャンプなど
渋すぎ~!!
北米ではメキシコが食事も美味しくて気に入っていたようです。
メキシコで海老にかぶりついている写真を見て、
あまり美味しそうなので、メキシコに行ってみたくなりました。(笑)
生活の厳しい所にいる子供たちほど目がキラキラ輝いていた
と書いてありました。
北米は戸井さんにとって2回目の走破だったこともあり、
感動は少なかったのかもしれません。
1回目と比較している姿にそんな印象を受けました。
翌年の2大陸目、オーストラリアは、戸井さんにとっても未知の国でした。
海岸沿いは栄えているけれど、内陸は砂漠地帯で恐ろしく荒涼としている。
しかも、赤い900もの砂丘が行く手を阻む。
何度もタイヤをとられ、転倒してしまう。
ところどころに井戸があり、井戸を起点にして進んでいく。
水がなくなると、その井戸の水を飲まなければいけない。
少数民族アボリジニが保護政策により堕落した生活を送る現実や
バイクを馬代わりに広大な土地で放牧をするカウボーイと出会ったり。
エアーズロックの中腹から見る地球の丸さ。
エアーズロックへとバイクを走らせる戸井さんの姿。
カンガルーが車道を横切って車に轢かれまくっていたり、
西海岸では日本人向けのイセエビ漁が盛んだったり。
貴重な体験の記録が溢れていました。
戸井さんは言いました。
「もっと世界のありのままを知りたい、もっと生身の人間と出会いたいー。
~中略~
on the road again - 世紀を跨ぐ、長い旅の始まりです。」
それにしたって、毎日300~650キロをバイクで走る数ヶ月の旅、
肉体的にも精神的にもきついだろうと思う。
でも、バイクが体に馴染んでくる感覚は、
私も12日間の北海道ツーリングで体験した。
バイクが体の一部になったかのような、自然な感覚。
旅の相棒として愛情が湧いてくる感覚も共感できた。
まるで命がある生き物のように思えてくる。
私が戸井さんの旅でいいと思ったのは、
戸井さんが、美女でもなく、オンナでもなく、芸能人でもなく、
ただ1人のオトコだったこと。
だれも戸井さんを特別扱いはしない。
だからこそ、自分に置き換えて読むことができた。
人生をかけて、世界中をバイクで走り回ったオトコ、戸井さん。
私がもし奥さんだったら、どうしただろう?
一緒に行ったかも!
また、旅に出たくなった。
今日の肴は・・・地元のお母さんの自家製こんにゃく。プルプル~!!
今週もあと一日、頑張りましょう♪
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五大陸走破行の始まり、1大陸目「北米」・2大陸目「オーストラリア」大陸編です。
3大陸目のアフリカ走破行の本と出会ってから、
戸井さんの走破行の本を知り、
4南米・5ユーラシアと続けて読み、
順序が逆になりましたが、ようやく全ての5大陸走破行の記録を読み終わりました(^^)
戸井さんが走りながら回想していた、匂いや風景が記録されていました。
写真が、若くて。
戸井さん、48歳だぁ~(^。^)
46歳で、5大陸走破行を計画した時、
6年間かけて走破する予定だったそうです。
結果的には、60歳でユーラシア大陸を走破して完結したので、
14年かかったんですね。
48歳の戸井さんの文章は若くて、血気盛ん(笑)
アメリカのデニーズがまずくて、ひどい!とか、
熊がうろうろしている道を走って星野道夫さんのことを想ったり、
ブルックス山脈を背にしてダルトン・ハイウェイをただ1人走る写真
命がけの国立公園キャンプなど
渋すぎ~!!
北米ではメキシコが食事も美味しくて気に入っていたようです。
メキシコで海老にかぶりついている写真を見て、
あまり美味しそうなので、メキシコに行ってみたくなりました。(笑)
生活の厳しい所にいる子供たちほど目がキラキラ輝いていた
と書いてありました。
北米は戸井さんにとって2回目の走破だったこともあり、
感動は少なかったのかもしれません。
1回目と比較している姿にそんな印象を受けました。
翌年の2大陸目、オーストラリアは、戸井さんにとっても未知の国でした。
海岸沿いは栄えているけれど、内陸は砂漠地帯で恐ろしく荒涼としている。
しかも、赤い900もの砂丘が行く手を阻む。
何度もタイヤをとられ、転倒してしまう。
ところどころに井戸があり、井戸を起点にして進んでいく。
水がなくなると、その井戸の水を飲まなければいけない。
少数民族アボリジニが保護政策により堕落した生活を送る現実や
バイクを馬代わりに広大な土地で放牧をするカウボーイと出会ったり。
エアーズロックの中腹から見る地球の丸さ。
エアーズロックへとバイクを走らせる戸井さんの姿。
カンガルーが車道を横切って車に轢かれまくっていたり、
西海岸では日本人向けのイセエビ漁が盛んだったり。
貴重な体験の記録が溢れていました。
戸井さんは言いました。
「もっと世界のありのままを知りたい、もっと生身の人間と出会いたいー。
~中略~
on the road again - 世紀を跨ぐ、長い旅の始まりです。」
それにしたって、毎日300~650キロをバイクで走る数ヶ月の旅、
肉体的にも精神的にもきついだろうと思う。
でも、バイクが体に馴染んでくる感覚は、
私も12日間の北海道ツーリングで体験した。
バイクが体の一部になったかのような、自然な感覚。
旅の相棒として愛情が湧いてくる感覚も共感できた。
まるで命がある生き物のように思えてくる。
私が戸井さんの旅でいいと思ったのは、
戸井さんが、美女でもなく、オンナでもなく、芸能人でもなく、
ただ1人のオトコだったこと。
だれも戸井さんを特別扱いはしない。
だからこそ、自分に置き換えて読むことができた。
人生をかけて、世界中をバイクで走り回ったオトコ、戸井さん。
私がもし奥さんだったら、どうしただろう?
一緒に行ったかも!
また、旅に出たくなった。
今日の肴は・・・地元のお母さんの自家製こんにゃく。プルプル~!!
今週もあと一日、頑張りましょう♪
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