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能登ツーリング5日目(飛騨古川YH―松本IC―八王子IC) 2002年5月5日 [ツーリング]


5日目 飛騨古川YH―松本IC―八王子IC 走行距離約320km 


雨の昨日とはうって変わって今日は快晴!
やっほ~!
やっぱりこうでなくっちゃ。

ライダーの皆さんと記念撮影♪

TS3R0582_R.JPGTS3R0581_R.JPG

 

YHを後にして、栃尾温泉に向かう。

途中、川沿いを走る道がとっても気持ちがいい!
が、荒神の湯というところが最悪で
「注意!のぞき頻発」という貼り紙のとなりで、のぞきをしているジジイが
いるような所だった。モチロンそんな所で入る気もしないので、
さっさとバイクにまたがり白骨温泉をめざした。

 安房トンネルを抜け、上高地へ向かう人を横目でみながら白骨温泉の看板でR158を左に折れる。

そこから白骨温泉郷は近いが、道が細くて急勾配だった。途中交通整理員が誘導していた。
そうしないと大渋滞が起こりそうな道だった。

この道は雨の日にはとてもじゃないが通りたくない道。

昨日の宿泊予定地を当初はこの辺にある大石館というYHに予定していたのだが、
満室で断られたのだった。

「満室でよかった・・・・」と本気で思った。

白骨温泉につくと、公共露天風呂500円というのに入る。
長い階段を下ると、川沿いに温泉があった。

人気があるらしくかなり混雑している。小さな脱衣所もひとでいっぱい。
入ってみると川のほんとに真横にあり、湯船が温泉の成分でかなり天然の湯船という感じだった
お湯は白っぽく濁り、ちょっと熱め。

お湯につかりながら、今日でこの旅も終わってしまうんだ。とすこし悲しくなる。
しかし、無事帰るまでは気を引き締めていこう。と言い聞かせ、温泉を後にした。

R158は予想通り混んでいた。風穴の里で休憩し、唐沢そばをめざす。
ガソリンスタンドで唐沢そばを食べるにはどう行けばいいか聞くと、親切に教えてくれた。

R158を右に折れ、渋滞を抜けた。前に一度来た道だったが、記憶があまりない。
おそわったとおり看板が出ていてやっと思い出す。

  以前に入った店を探して入る。

前回大勢で来て、色んな店に分散して食べたのだが、あたりはずれが激しく、
私はあたりの店だったらしかった。

そして前に食べたのと同じ物を頼む。天もりが800円と安いのだ。

大盛りのおしんこも食べ放題。民家の大広間がお店になっていて不思議な空間だ。
根橋屋?だったかな

さあ、満腹になったし、渋滞覚悟で帰るか。と塩尻ICを目指してサラダ街道を走る。
この道はとても気持ちがいい。四方を山に囲まれた畑の中を走り抜けるさわやかなルート。

笹子トンネルから渋滞40キロと聞いて塩尻から勝沼まで高速を使い、
その後奥多摩を越えて帰ることにした。

が!奥多摩も大・大・大渋滞!しかも1車線ですり抜けができないから最悪!

何とかダムの駐車場までたどり着いたが、もうへとへとだった。
時間は19時。すでに日は落ちていた。

真っ暗の奥多摩をのろのろ走り、
ギリギリの左側の路肩を走ったりかなり、サバイバルだった。
ミラーをぶつけてしまったり・・・・

渋滞の奥多摩ってこんなに最悪だったのか。。ととても勉強になったが、
両腕と両足が限界に達していたので、新青梅街道沿いのデニーズで夕飯を食べることにした。
疲れすぎていて、食べ終わってもなかなか帰る気にならなかった。

そして駐車場を出ようとUターンしようとしてエンストし、ガシャ!
バイクもろとも倒れる。
と、駐車場にいた人達が駆け寄りバイクを起こしてくれた。

「だいじょうぶ?」

自分はたいしたことないがみごとにクラッチレバーの先が折れて、ゆがんでしまっていた。
持っていたビニールテープを出すと、お兄さんがレバーの先に巻きつけてくれた。

お礼を言って再び出発。Wにのって初立ちゴケだった!
ほんとにへとへとだった。

教訓:最後に峠を越えるのはやめましょう。


5日間の総走行距離約1194km

<追記>
最終日の奥多摩の渋滞には、参ってしまいました。
あれほどのすごさとは・・・お盆やGWは絶対にもう通りたくないです。
バイクに乗ってもっともつらかった(疲れた)のは、あの時でしょう。

すり抜け不可能な渋滞にはまるほどライダーにとってつらいものはありませんでした。(しかも夜)
高速でのすり抜けに慣れていなかったため、奥多摩を通ろうなどと考えたのが甘かったです。

実は、心細いときや、ふとしたときに浮かんでくるのは、今のだんなさんの声でした。
この頃、自分の心の中では何かが決まっていたのかもしれません。

この5日間のツーリングでは、一人で自由にのんびり走る楽しさを知ることができました。(時には心細かったりしましたが・・)
w650を、のびのびと、ゆったりと走らせることがこんなに気持ちいいものだったなんて・・・

マスツーリングでは体験できないものでした。

バイクには、それぞれのバイクの楽しい速さや、乗り方があって、
一人で走ることによって、w650を100%楽しむ事ができました。

一人だったからこそ、体験できたこと、感じられたこと、出会えた人など
一人旅の魅力を知ることのできた充実した5日間でした。

そしてこの5日間は私に感動と自信を与えてくれたのでした。

お世話になった方、そして、この文章を読んでくださった方、どうもありがとう。

2015年1月17日写真追加しました(^.^)
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コメント 5

j-taro

次の3連休、関西から諏訪湖泊~白川郷泊の予定で嫁様タンデムツーリングに行きます。ピら手 さんのツーレポ参考になりました。

奥多摩の渋滞、埼玉在住時に何度か遭いました(^^;
中央道やR20が混んでいるので、大月ICから峠を越えて奥多摩経由新青梅街道で抜けたら速いと思うんですが、いつもエライ目に遭いました(笑
by j-taro (2005-09-20 22:02) 

j-taroさん
ツーリング気をつけていってらっしゃい(^.^)/~~~
何かの参考になったのなら嬉しいです!
次の三連休、私はおうちでツーリングの夢でも見ています(泣)
by (2005-09-20 23:27) 

harry

私も乗り始めてからしばらくは、一人で遠出する度にバイクと心が通じるようになってきたような気がしました。懐かしい気分です。
もう20年以上乗ってるけど、いまだに400。
W650に立ち向かうピら手さん、カッコいいですね。
by harry (2005-09-21 01:21) 

kobaban

力作お疲れ様でした。
ピラ手さん、旅が上手ですね。ツーレポがとても楽しそうです。
私が同じコースを走っても、黙々と走り続けてしまいそうな気がします。
by kobaban (2005-09-21 01:29) 

harryさん
色々なところに行くたびに、バイクへの愛着は増していきますね。
初めのうちは、なじめずに立ち向かう感じになっていました(笑)
移動の手段としてではなく、今ではパートナーというか同志のような感じで接するようになっています。今では、ホントに相棒という感じです。
kobabanさん
ありがとうございます。バイクに乗らなかったら、こんな楽しい世界があることに気が付かないでいたと思います。ただの食いしん坊という噂も・・・(笑)
by (2005-09-25 22:15) 

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