かなえられた願い [ドナルド・キーン先生]
こんにちは。
少しずつ暖かくなってきましたね。
今日は帰宅してすぐに子供達がだんなさんと帰ってきて
息子が「今日の音読は好きなの読んでいいから、キーン先生のところ読むね!」と
言って、キーン先生の「かなえられた願いー日本人になること」
を読んでくれました。
キーン先生がニューヨークのタイムズスクエアで「The Tale of Genji(源氏物語)」と
出会ったこと、
紫式部の描き出した心の世界を時空を超えて感情を共有したこと、
辛い時日本人の友人に支えられたこと、
高見順の日記にあった「私はこうした人々とともに生き、ともに死にたいと思った。」という言葉が決意を支えてくれたことなどが書かれています。
日本のみなさんへのメッセージとして最後に書かれていたのは
もっと自国のことを知るべきという事、良い日本文学を読む事、そして良い日本語を書く事、
そして、少なくとも一つの外国語を学ぶべきということでした。
日本をより深く知り、世界人になる事が私たち全ての人間にとっての真実だと思うと結ばれていました。
キーン先生のメッセージを胸に刻んで行って欲しいと思いました。
そして私は時空を超えて紫式部に感謝しています(^^)
紫式部のライバル、清少納言の枕草子の話をしてた時、シェークスピアを引き合いに出してましたよ
清少納言とシェークスピアの両方を話せる人、て言うのも、かなーり貴重な人、だったんじゃいか?と思う私。
そして、キーン先生の言う、外国語を学ぶ、てのは多分、英語を学なら、シェークスピアを読める位のレベルを言っているのだろうなぁ。。と思うワタクシ・・・
by すらいむらいだー (2019-03-06 23:21)
先生の文学觀は本当に幅広くて驚いてしまいます。
シェークスピアが読めなくても、良いと思いますよ(^^)
by ピら手 (2019-03-08 20:17)