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食べる芸術 [放送大学など]


先日単位認定試験を受けてきた科目のひとつ、「社会の中の芸術('10)」が、とても面白かったです。
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主任講師は放送大学教授の青山 昌文さん・坂井素思さんです。

テレビの講義を父が録画していて貸してくれたことだし、テキストにもぜひ貴重な映像を見て下さいとあったので、とりあえず13章あたりを見ることにしました。

コレが衝撃的な内容で・・。

この科目では、料理というものを芸術として捉え、8章からは料理と芸術の関わりを探っていきます。

食べる事と絵画が好きな人はより楽しめそう。

講師の青山氏は、日本とフランスそれぞれの料理の作り手に話を聴きに行きます。

戦後の日本料理界を代表する料理人湯木貞一の後継者湯木俊治氏。(懐石料理で有名な吉兆の料理長)

現代最高の料理人の一人と言われるジョエル・ロビュション氏。(恵比寿のフランス料理店Joel Robuchon)

一流の料理人の話を宣伝の要素無しに聞けるなんて、貴重な機会だと思います。

熱っぽく、自分と料理の世界について語っている料理人の方たち。

高級日本料理店は、材料の仕入れの時点にお客様の様子を考えて器や部屋のしつらえを決め、最高な状態でおもてなしするため、一見さんは断られるか、歓迎されないといいます。

盛りつけが芸術的~♪

一方で、フランス料理は器や料理を人によって変えるなどはしないが、各種の土地による味を最大限に引き出すための最適なワイングラスが用意される。

食べる人が何を求めているのか。

まさに国民性や文化歴史が料理の中には息づいていました。

いかなる優れた料理人でも、自然の食材が持つ力を超える事はできない。
あらゆる芸術が自然の中から生み出されるように。

料理人の自然や素材に対する敬意と、ポリシーを感じる事ができ、講師の方も自然の中にある人間の存在を伝えようとしていました。

私自身は、高級食材や高級料理店には全く無縁なのですが、新鮮な素材を使って、食べた人が目や食感、味に感動してくれたら、そこに芸術があると言えるのではないかな~と思いました。


ツーリング先の食べ物って新鮮で土地ならではの味覚で美味しい。
旬の素材を一番美味しく♪(^o^)
これはやっぱり芸術だったのですね~。

さらにツーリングでは、食べるまでに走ってきた道での感動、空気の匂い、自然の素晴らしさがより一層のスパイスとなってきます。

自然が作り出した旬の素材を使って心を込めて料理を作り、それをいただく。

最高の贅沢だと思います(*^_^*)

テキストに出てくる「キャヴィアのジュレ」っていうお料理が食べてみたくなりました。

こういうのはやっぱり女子会ですよね~♪

いつかは行きたいなー(*^_^*)

高級レストランとは無縁な私・・。

かく言う我が家のお昼は・・・

醤油ラーメンとお汁粉!
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キャヴィアのジュレとはほど遠いメニューでした(^^;)


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コメント 2

ミキティ

こんにちは。
へえー。社会の中の芸術っていうのがあるんだぁ。
料理も芸術、わかる気がするね。
盛り付けだけでなく、料理と料理の組み合わせや食材の組み合わせもセンスってあるし、食器とのコラボとか。

ツーリングに行って美味しいものを目で見て食べて味わう、私達も芸術の勉強をしているってことですね(≧∇≦)
ヤバイね。またまた楽しみが増えそうだ。
by ミキティ (2014-02-10 12:58) 

ピら手

ミキティさん♪
日本のお料理は奥が深いね~。
懐石料理だと器選びにも茶の湯が関係してきたり~!
高級料亭のこだわりは知識がなくて気づけないかも・・とがく然とした(笑)
バイク自体が走る芸術だよね~(*^_^*)
また色んな自然界の芸術を楽しみに出かけましょうね~!
by ピら手 (2014-02-10 17:45) 

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